仏教学部

仏教学部の教育研究上の目的

仏教学部では、使命と目的に基づいて、以下のように具体的な教育研究上の目的を設定しています。

人材養成の目的

  1. 建学の理念に基づく豊かな人間性と確固たる倫理観を備え、叡智と慈しみをもって自己をみつめ、常に自己啓発しうるとともに、他者を思いやり、自然の恵みに共感できる人材を養成する
  2. 仏教の精神に基づき、平等で平和な社会に向けた、現代社会に対する理解力と対応力を身につけた人材を養成する
  3. 仏教を中心としつつ、社会人として必要な教養を身につけた人材を養成する
  4. 仏教に関わる諸領域における学修を通して、さまざまな問題を把握する力とそれを表現する力を身につけた人材を養成する

その他の教育研究上の目的

1)教育

  1. 生老病死に関わる諸問題について発信する本学の基幹学部として、全学に仏教精神を涵養する教育を進める
  2. 建学の理念に基づく豊かな人間性と確固たる倫理観を備え、叡智と慈しみをもって自己をみつめ、常に自己啓発しうるとともに、他者を思いやり、自然の恵みに共感できる人材を養成するための多様な学修機会を提供する
  3. 専門分野の教育はもとより、自らの内面を豊かにする幅広い教養を身につける機会を提供する
  4. 現代社会の諸問題への関心と関わりを喚起するような学生支援を行う

2)研究

  1. 仏教学を基盤とする多角的・複合的な視座からの研究を遂行する
  2. 最新の研究成果を共有し合い、それを教育の現場と社会に還元する
  3. 他の諸科学との学際的な研究を進め、それを専門研究にフィードバックする

3)社会貢献

  1. 仏教の他者への思いやりの精神に基づく活動を通して、地域社会に貢献する
  2. 共生の精神を具現していく人材を社会に提供することで貢献する
  3. 多様な生涯学習の場と機会を社会に提供することで貢献する
  4. 宗教者としての自覚のもとに、さまざまな人々との対話を通して、成熟社会に向けた貢献を進める

仏教学部の教育方針(三つのポリシー)

仏教学部では、教育研究上の目的を達成するために、ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)、カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)、アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)を以下の通り定めます。

ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

  1. 仏教および仏教に関連する研究領域に関わる基礎的知識と専門的知識を修得し、それを表現し、発信していく力を身につけている
  2. 社会人に必要とされる教養として、基礎的な読解力、歴史を正しく理解する力、問題を発見し解決策を検討する力、問題にアプローチするために資料を収集し、批判的に思考しながら読解する力、問題に多面的な検討を加えて解答を導き出し、それを論理的に表現する力を身につけている
  3. 以下の二つのうち、いずれか一つの力を身につけている
    1. 浄土宗教師(浄土宗僧侶)として、仏祖・宗祖の精神を備え、それを伝え広めていく力
    2. 仏教を学ぶことで培われた知識や技能を、社会のさまざまな場所で積極的に発揮していく力
  4. 現代社会が抱えるさまざまな問題を理解し対応する力を身につけている
  5. 仏教が日本を含むアジアの人々の生活文化の中で果たしてきた役割を再発見、再評価し、それを社会に発信する力を身につけている

カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

仏教学部では、仏教に関する体系的な学修を進めることができるように、段階的な科目開講を行い、基礎知識から専門知識まで着実に蓄積されるような教育課程を編成し、仏教および仏教に関連する研究領域に関わる基礎的科目ならびに専門的科目を配置する

  1. 仏教精神に基づいて、豊かな人間性、確固たる倫理観、智慧と慈悲を培うための科目を提供する
  2. 社会人として必要な教養や技能を身につけるために、全学共通科目群と全学教養科目群を提供する
  3. 仏教精神を社会で活かすために、読解力から表現力に至るまでの、以下の科目群を提供する
    1. 仏教を学ぶに際して基本となる読解力を身につけるための基礎科目
    2. 仏教の長期にわたる変容の歴史を正しく理解するための歴史科目
    3. 仏教に関わる多様な問題に多面的にアプローチすることで、さまざまな問題を発見し、それを解決する方法を思索するための研究科目
    4. 仏教に関わるさまざまな問題にアプローチするための方法として、関連する資料を収集し、批判的に思考しながら資料を読解する力を培う講読科目
    5. 仏教に関わるさまざまな問題に関して、多面的な検討を加えるとともに、一定の解答を導き出し、それを論理的に表現する力(話す力・書く力)を培う演習科目
  4. 以下の二つのうち、いずれか一つの力を身につけるためのカリキュラムを提供する
    1. 浄土宗教師(浄土宗僧侶)として、仏祖・宗祖の精神を備え、それを伝え広めていく力
    2. 仏教を学ぶことで培われた知識や技能を、社会のさまざまな場所で積極的に発揮していく力
  5. 現代社会が抱えるさまざまな問題を理解し対応する力を培うために、仏教と現代諸科学に関する科目や実践・体験に関わる科目を提供する
  6. 仏教が日本を含むアジアの人々の生活文化の中で果たしてきた役割を再発見、再評価し、それを社会に発信する力を培うための科目を提供する
  7. 卒業後の進路に応じた各種の免許状・資格を取得することができるカリキュラムの一部を提供する

アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

仏教学部が求める学生像

  1. 仏教に対する旺盛な関心と、幅広い読書力をもっている人
  2. 話を聞きとる力、話を筆記する力、自らの考えを表現する力、読書する力、鑑賞する力などが学問を志す者にとって必要であることを理解している人
  3. アジアの人々の生活の中に、言語や造形や音楽や芸能などを通して根をおろした仏教文化に強い関心をもち、それらに対する専門的な知識を身につけたいと思っている人
  4. 浄土宗教師の中で、特に浄土宗を担うリーダーとなることを目指し、積極的に学ぶ強い意思と自覚をもつ人
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