公共政策学科

地域社会の課題に目を向け、
多角的に分析する力を養う。

エネルギーや自然環境、少子高齢化、地域間格差などの社会問題に、政策を立案して提言、実行できる能力を身につけます。
地域社会の抱える課題を発見し、解決に向けて主体的に取り組むのが公共政策学科の特徴であり、学びのポイントです。
そのためにフィールドワークを軸にした実践的な学びを重視。
地域の担い手となる自覚と実行力を養成します。

学びのポイント

さまざまなアプローチからの課題解決力が身につく2コースの学び

公共政策学科では、社会の課題を自ら発見し、その解決に取り組む積極的な意志をもつ、社会科学に関する幅広い教養を身につけた人材を養成します。〈地域政治コース〉と〈地域経済コース〉の2コースで政治学・法学・経済学を中心とした豊富な科目群を用意し、社会科学のさまざまな学問分野をバランス良く学ぶことができます。

自ら考え行動することで課題解決力や専門的な能力を高める

大学の授業では、高校までのような受動的な学び方ではなく、学生一人ひとりが自分の学習スタイルを見つけ、主体的に考え学ぶことが重要です。充実したアクティブラーニングで、課題の解決能力の修得や知識の専門性を高めます。

「プロジェクト演習」で実践力を養う

受講生10名程度の少人数編成で行われる「プロジェクト演習」では、「探せ、県庁ユニーク課!」や「ローカル・フード探検隊♪」など、さまざまなテーマでフィールドワークに挑戦し、調査力や分析力、コミュニケーション力、プレゼンテーション力を養います。

教育の方針

ゼミ紹介

3年生になると公共政策学科では、さまざまな研究をしている教員の指導のもとに、ユニークなテーマで調査や研究を行う授業(ゼミ)を履修します。
以下では、幅広い分野にまたがり多様なテーマが用意されている公共政策学科のゼミのなかから、2つのゼミの様子を紹介します。

【野﨑ゼミ】地域おこしと森林再生の実践的探究

いま、地域社会は、多くの問題を抱えています。一見するとにぎわっているようにみえる都市部にも生活難がありますし、農村部をはじめとする条件不利地域の問題も深刻化しています。野﨑ゼミでは、ゼミ生たちの関心に沿って、さまざまな地域の条件と実情におうじた振興策を掘り下げています。ゼミ旅行では、都市交通政策や観光政策などに実績のある地域を訪問します。
また、地域の弱体化と過度の国土開発にともなって、森林荒廃がすすんでいます。森林の保全と再生は、多くの労力と長い年月を要する大事業です。京都府が主催している森林保全・里山再生の取り組みのうち、南丹市美山における活動に、ゼミとして参加し、地元住民や他のボランティアたちとの交流を深めながら、日本の国土の将来像や、森林資源・水資源の活用法を探っています。
こうしたフィールド活動とともに、ゼミでは、現代日本の地域がなぜ大きな困難に直面しているのかを理解するため、基礎文献の読解にも力を入れています。

阪神大震災後、大きく様変わりした神戸市新長田を訪問しました。
復興のシンボル・鉄人28号は巨大です。

南丹市美山・宮脇地区の植林エリアの整備作業中。
森林保全は雑草との戦いです。

卒業リポート論題から
  • グローバル資本主義と現代社会―新しい対抗軸の確立のために―
  • 日本農業とこれからの再生
  • 私鉄王国関西の交通ネットワーク―持続可能な都市を目指して―
  • 地域資源を活用した地域振興―グリーン・ツーリズムの課題―
  • 日本のインバウンド政策について―観光立国の条件―

【堀江ゼミ】公園を通して社会を考える

「公園」は環境保全、景観、レクリエーション、防災をはじめ時代のニーズに応じたさまざまな機能をもちながら、また社会が抱える複雑な問題を反映させながら存在しています。
3年ゼミではグループワークを中心に、フィールド調査と文献調査を通して公園における問題(老朽化、費用、ごみ、利用マナー、事故、犯罪、etc.)や新たな可能性(超高齢社会の健康づくり、地域再生、居場所、交流、芸術文化、etc.)を探り、公共政策が尊重すべき価値(公平、自由、効率、安全・安心、多様性・包摂、持続、etc.)がどのように関係しているかを考えます。4年ゼミでは自分で設定したテーマについて文献資料を丁寧に調べ、実際のフィールドを歩き、見て感じて確かめることによって考えを深めつつ卒業リポートに取り組みます。
ゼミでの発表や議論に加え、合宿や懇親会、さらに地域活動やイベント参加など多様なコミュニケーション機会も提供しています。

ゼミ発表を終え、ホッとして記念撮影。

災害の記憶を伝えることも公園の大切な役割です。

卒業レポートのテーマ(過年度の例)
  • 街中における水辺の役割の変遷-米川と高瀬川を対象として-
  • 宝が池公園の森林問題
  • より良い都市生活に向けて-商店街からサードプレイスへ-
  • 安全な自転車交通のために-車・自転車・歩行者の共存に向けて-
  • 現代におけるスポーツチームと地域の繋がり

公共政策学科は公務員を目指す学科生を強力にバックアップします!

2019年、公共政策学科は生まれ変わりました。カリキュラムを一新した新公共政策学科は、公務員を目指す学生を強力にバックアップします。学科がその強い思いのもと新設したのが、学科生だけが受講できる「公務員演習」(1~3)。この科目は2年次に試験対策の基礎の基礎を学ぶことにより、3年次に受講が予定されている「公務員試験対策講座」の理解をより深めることをねらいとします。3年次にはやはり学科生だけが受講できる試験対策に特化した「特殊講義」が用意されており、これらの講座での対策をさらにフォローアップします。
また、合格に必要な時事問題対策や面接対策などについては、熱意ある学生たちとともに自主的な勉強会を開くことも検討中です。卒業後に公務員として活躍したいと思っているみなさん、公共政策学科で同じ志を持つ仲間とともに合格を目指しましょう!

試験対策に特化した
プログラム
正課科目 試験対策講座
(進路就職課開設 有料)
自主勉強会
1年次 「公務員演習」受講説明会 法学入門
経済学入門など
2年次 「公務員演習」(1~3)
(数的推理・判断数理/文書理解・資料解釈/社会・人文・自然)
民法、行政学など 勉強会スタート
択一試験対策
3年次 「特殊講義」
(試験対策に特化 春・秋1コマずつ)
地方自治法、住民自治論など 「対策講座」スタート 時事対策など
4年次 面接対策など

本学の社会調査士への取り組み

社会調査士は、一般社団法人「社会調査協会」が認証する民間資格です。同協会によると、社会調査士とは「社会調査の知識や技術を用いて世論や市場動向、社会事象等を捉えることのできる能力を有する調査の専門家」であることの証であり、現代社会学科・公共政策学科の両方で取得することができます。

この資格を取得するためには、「社会調査論」などの定められた講義単位を取った上で、3年次から始まる「社会調査研究演習」を1年間受講する必要があります。この演習は十数名程度で行われる1年間だけのゼミのようなもので、調査テーマを各人が決定し、実際に統計調査もしくはインタビュー調査を実施します。これまでの演習では主に「若者の社会意識」をテーマとし、若者の友人関係やライフスタイルから政治的な意識までを幅広く取り扱ってきました。社会調査士のプログラムではこのような実地調査を通して、情報を読み解く力を磨き、より正確に社会動向を理解するための教育を提供しています。

取得可能な教員免許状・資格

教員免許状

  • 社会/中学校1種
  • 地理歴史/高校1種
  • 公民/高校1種
  • 特別支援学校1種

資格

  • 図書館司書
  • 学校図書館司書教諭
  • 学校司書
  • 博物館学芸員
  • 社会教育主事
  • 浄土宗教師
  • 浄土宗開教使
  • 浄土宗社会教化主事
  • レクリエーション・インストラクター
  • 社会調査士
    本学の社会調査士への取り組み
  • グローカルプロジェクトマネジャー(GPM)
  • 年間の履修登録単位数に上限があるため、取得できる教員免許状・資格の数には制限があります。
  • 教員免許状・資格の取得にあたっては、所定科目の履修が必要です。
  • 併設されている通信教育課程を併修することにより、小学校1種などの他学科指定の教員免許状も取得可能です。
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