教育学研究科
修士課程に加え、博士後期課程を設置
理論と実践を融合できる高度専門職業人・研究者を養成する
教育学研究科
大学院教育学研究科は、これまで全国各地から多様な学生を集め、研究者はもとより優秀な教員や臨床心理士を数多く輩出してきました。本研究科から巣立った修了生は、理論的・学術的知見と高い実践力を併せ持つ高度専門職業人・研究者として高い評価を受けていることは衆目の一致するところです。
子どもや人を取り巻く社会は以前にも増して複雑化し、そのより良い成長や心理的支援については「情」に加え、先人の取り組みに基づいた理論的・学術的な深い洞察が求められます。また、人は生涯にわたって学習・成長をしていくという視点も求められます。
本研究科ではこのような要請に応えるため、「生涯教育専攻」「臨床心理学専攻」(修士課程・博士後期課程)を設置しています。「生涯教育専攻」では、学校教育と社会教育の分野で、人間の生涯にわたる展望をもって創造的に活躍できる高度専門職業人の育成をめざしています。「臨床心理学専攻」では、心の病の改善と心の健康生活に寄与する臨床心理士・公認心理師の養成に基づくカリキュラムを編成し、教育・医療・福祉等の幅広い分野で活躍できる人材の輩出をめざしています。両専攻ともに、研究者養成としての博士後期課程を設置しているところも、本研究科の特色と言えるでしょう。
教育学研究科長 小林 隆