社会福祉学専攻
キャリアアップ、高度社会福祉専門職・研究者養成をめざして社会福祉研究の今日的課題に積極的に応えるカリキュラムを用意。
発達福祉系と地域福祉開発系を柱にカリキュラムを編成
①発達福祉系(出生から乳幼児期、学齢期、青年・成人期、高齢期に至る全ライフステー ジを対象に、当事者・家族・地域課題への具体的・実践的対応を総合的・専門的に研究) と、②地域福祉開発系(グローカルな角度から関連諸領域を包括する福祉政策、社会福 祉開発について総合的・専門的に研究)の二つの柱からなるカリキュラムで、社会福祉高 度専門職とスペシフィックな高度研究職を養成する大学院教育をめざしています。
論文の作成を支援するための親身な指導体制を整備
修士論文・博士論文の作成を支援するために、個別指導とともに関連領域を研究する教員の集団指導体制も組んでいます。
自宅での研究が中心となる通信教育課程においては、テキスト履修においてリポート作成と担当教授の指導を受け、スクーリングでは少人数授業を通じて徹底的に議論する場が提供されます。また、修士論文作成時の個別指導では大学院教育の醍醐味を十分に満喫することができます。
社会福祉学専攻の教育研究上の目的と3ポリシー
社会福祉学専攻 修士課程
社会福祉学専攻 博士後期課程
研究テーマ・論文題目(修士・博士)(抜粋)
※ これまでの修了者のものより抜粋しています。
- 介護保険制度と障害者福祉制度の「制度間調整」に関する研究 ─介護保険優先原則をめぐる「浅田訴訟」を手掛かりに─
- 児童虐待ケースにおける親への支援 ─児童相談所における相談援助活動の在り方から─
- 家計収支の視点からみる高齢者の貧困問題の実態とその課題 ─全国統計と過疎地域の現況に着目して─
- 「政策主導から生活者主体の地域包括ケアシステムの構築に向けて」~医療生協における医療・福祉協同実践の可能性~
- 入所施設における強度行動障害の状態にある人の生活とその支援
- 第7期介護保険事業計画期に見る新しい総合事業についての一考察~低所得者及び軽度者に対する人権的視点から~
- 高齢知的障害者の健康状態の推移に関する研究 ─心身機能レベルと活動レベルからのアプローチ─
- 独居高齢者の居住環境と生活支援 ─課題と必要な仕組み・制度─
- 社会福祉士養成において教員が行う実習指導についての質的研究 ─学生の実習経験を成長につなげる実習指導のあり方─
- ソーシャルワークの展開過程における意思決定支援について~社会福祉士による成年後見制度(保佐・補助類型)における後見活動実践を通して
- リハビリテーションの終了について
- 重度障害児とその家族が直面する諸課題に関する一考察
- 教員がソーシャルワークを学ぶ意義に関する一考察 ─子どもと教員のウェルビーイングを目指して─
- 「作業権」の視点からみた高齢者の介護予防に関する研究 ─介護予防・日常生活支援総合事業の現状と課題を中心に─