研究活動紹介
観光資源を活用したリハビリテーション
| 名前 | 赤松 智子(保健医療技術学部 作業療法学科) |
|---|---|
| 科研費種別 | 基盤研究C |
| 研究課題 | 観光資源を活用したパーキンソン病の人のリハビリテーションへの応用 |
| 研究期間 | 2016-2020 |
はじめに
観光は、楽しみを求めて自宅から離れた目的地での体験や対人交流が含まれる活動であり、健康になるための統合的な方法の1つには、ウェルネスツーリズム;Wellness tourismがある。ウェルネスとは、自己の状態を認識し、気づきを通して生活習慣の改善や予防を考えることであり、観光資源の活用を通して、心身の健康回復や増進だけではなく、環境の変容やエンパワメントを高める機会になる。
パーキンソン病(Parkinson's disease;以下PD)は、歩行障害やバランス機能の低下、不安や抑うつ気分、自律神経機能障害といった多彩な症状を 示す進行性の難病である。さらに、不随意運動や薬効時間の短縮といった副作用を伴う場合もあり、外出を控え社会参加の機会が減少する人もいる。
本研究は、PDの人の生活の質(Quality of life;以下QOL)の維持向上のために、京都の観光地を訪問するウェルネスツーリズムを実施し、観光資源の活用と有効性について科学的根拠を提示することを目的とする。

まとめ
- 京都の観光資源を活用したウェルネスツーリズムは、PDの人の病気由来のストレスを軽減し、QOLの維持向上に効果がある。
- PDの人が健康状態や生活を見直す機会となり、行動変容のみならず家族や社会(観光)にもエンパワメントの機会となった。
研究者紹介
赤松 智子(保健医療技術学部 作業療法学科)
専門分野
リハビリテーション科学・福祉工学、神経心理学
科学研究費採択
基盤研究(C)観光資源を利用したパーキンソン病の人のリハビリテーション効果についての研究 2011-2016/基盤研究(C)パーキンソン病の認知リハビリテーションの開発 2006-2008/若手研究(B) 手続き記憶課題利用による認知リハビリテーションへの応用2002-2003
最近の業績
- パーキンソン病の人に対する京都におけるヘルスツーリズム/「第30回リハ工学カンファレンス論文集」30巻特別号 2015年11月
- 京都の観光地訪問によるパーキンソン病の人のリハビリテーション効果/「佛教大学保健医療技術学部論集」8号 2014年3月
- カニツアーを利用したパーキンソン病の人のリハビリテーション/「第28回日本観光研究学会全国大会学術論文集」2013年12月
- 視覚障害児の描画活動導入について/「作業療法ジャーナル」47巻4号2013年4月
- 生涯学習の場を利用した作業療法の紹介 - 佛教大学四条センターにおける実践から~/「佛教大学保健医療技術学部」 6巻 2012年3月









