研究活動紹介
熊本地震災害ボランティア活動
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はじめに
2016年4月14日に熊本県益城町を震源とする震度7の地震が起こり、2日後の4月16日には再び益城町と西原村で「本震」となる震度7の地震が発生しました。この地震により、161名の死者と40,000件を超す家屋の全半壊など、各地で甚大な被害をもたらしました。
本学でも被災地でのニーズや現地からの情報を収集しながら災害ボランティアの検討を進め、3週間(3クール)にわたる長期での活動計画を立て、現地へ向かいました。

益城町周辺の様子

事前研修会の様子
事前研修会
日程:8月1日(月)16:30~19:00
場所:佛教大学第3会議室
講師:河田のどかち(NPO法人さくらネット)
参加者:30名(学生18名・教職員12名)
活動期間
活動地区
- 熊本県上益城郡益城町
- 「益城町総合体育館(避難所)」
- 「よかましきハウス」
- 「ましきまちワンニャンハウス」
活動内容
- 熊本YMCAの益城ボランティアセンター長の秋寄光輝氏による事前オリエンテーションを受ける。
- 避難所内「プレイルーム」の運営、夏休みの子どもたちの学習支援や遊び相手、生活環境の整備、子ども向けDVDでの映画の上映など。
- 集会所の機能を果たす「よかましきハウス」のイベント(将棋、カラオケ大会、移動 図書館、フラダンス、ヨガ、夏祭り)の運営補助と交流。
- ペットの避難所「ましきまちワンニャンハウス」の運営サポート。
- 宮崎律子副館長と被害地域の状況確認。
- 熊本市内にある浄土宗の阿弥陀寺を訪問しました。
- 宿泊先だった「ホテル法華クラブ熊本」より 朝食バイキングを無償で提供いただきました。

宿題をみてもらっています

ぶったんと一緒に

ワンニャンハウスのお仕事

子どもたちの目線で町をみる様子

ボランティア参加学生による報告会
開催日時:10月11日(火)16:10~17:40
開催場所:佛教大学成徳常照館5階 常照ホール
参加人数: 学生・教職員約250名

熊本ボランティア報告会の様子
気づき・学び
- 現場に行く大切さを学びました。
- 被災された当事者のことをすべて分かりきることは不可能ですが、分かろうと努力し続ける人でありたいです。
- 挑戦することの大切さを学びました。
- 4回生の夏、大切な試験前でしたが、熊本ボランティアに参加したことで、 現地のボランティアスタッフの方々、私たち佛教大学のボランティアメンバー、さまざまな人と出会えました。
- あの時に出会った人々とのつながりは一生の宝物です。
協力
浄土宗・熊本YMCA・よかましきハウス・ましきまちワンニャンハウス・ NPO法人子育て応援おおきな木・ホテル法華クラブ熊本・熊本学園 大学・NPO法人さくらネット・佛教大学社会福祉士の会
研究者紹介
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