図書館沿革

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佛教大学附属図書館の沿革

佛教大学附属図書館は、佛教大学の前身佛教専門学校があった京都市左京区鹿ヶ谷の地から、現在の京都市北区紫野に移転した1934(昭和9)年11月23日に木造2階建の閲覧室と、鉄筋コンクリート3階建の書庫を竣工落成しました。この図書館建設にあたっては、佛教専門学校初代校長である土川善澂師(浄土宗大本山知恩寺68世住職)に深く帰依された篤志家上村常治郎氏のご遺族から多額の寄付をいただき、完成することができました。その後、1963(昭和38)年9月に開学50周年を記念して閲覧室、書庫などが増築され、1972(昭和47)年4月には、開学60周年記念事業として地上5階地下1階建で、研究室を配置した複合図書館棟が完成しました。

現在の図書館は、開学80周年の記念事業として、同窓会、鷹陵同窓会などの卒業生、在学生ならびに保護者、浄土宗寺院をはじめとした、本学有縁の方々からの多大な寄付によって、1995(平成7)年1月に着工し1997(平成9)年4月に竣工しました。地上5階、地下2階建で100万冊を収蔵することができます。

1934(昭和9)年11月23日の図書館落成式記念写真

「成徳常照館」の由来

佛教大学附属図書館の建物は、「佛教專門學校附属圖書館成徳常照館之記」にある「今ココニ冠スル所ノ成徳常照館ノ名穪ハ(中略)繙書ノ士專ラ徳器ノ成就ニ努メテ智光ヲ常照スル」から「成徳常照館」と名づけられ、書物をひもとく者が努力して、立派な人格者となり、智慧の光をいつも照らすようにという願いが込められています。

1998(平成10)年5月、佛教大学附属図書館の開館1周年を記念して、浄土宗総本山知恩院にある八角形の経蔵「転輪蔵」(略して輪蔵)の縮小複製が、佛教大学同窓会、鷹陵同窓会、通信学友会、教育振興会からの寄付で、図書館1階に設置されました。転輪蔵は、1回転させることによって、一切経を読誦したことと同じ功徳を得られるといわれています。

「佛教專門學校附属圖書館成徳常照館之記」木額
転輪蔵(輪蔵)
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