教員紹介
プロフィール
学生へのメッセージ
私の研究するアビダルマ仏教とは、仏教徒たちが世界の様々な概念を定義し、整理しようとしたものです。ここで作られた概念定義は仏教語として現在の私達に日常生活にも溶け込んでいます。我々が普段使っている「世界」や、「過去・未来・現在」、「律儀」、「うろうろする」、「意識」といった言葉も本を正せば、いずれもインド仏教に由来する仏教語です。このように我々の生活や文化には多くの仏教的要素が溶け込んでいます。これらについて共に学び、仏教語に対する解像度が上がれば、日常の様々なものごとがより味わい深いものに変わるかもしれません。是非、私と一緒にアビダルマ仏教を学んでみませんか。
研究課題
アビダルマ仏教の研究
世親作『阿毘達磨倶舎論』の研究
説一切有部の修行体系の研究
テキスト間の異読研究
略歴
佛教大学大学院文学研究科博士課程修了
佛教大学総合研究所 特別研究員
佛教大学 非常勤講師
学位
博士(文学)佛教大学