教員紹介

プロフィール

教授
加美 嘉史 KAMI Yoshifumi
専門分野
貧困問題研究
公的扶助論
就労支援

学生へのメッセージ

今日、「貧困」は大きな社会問題となっています。
日本の「相対的貧困率」はOECD諸国でワーストクラスの水準にあり、「ワーキングプア」「子どもの貧困」「女性の貧困」「老後破産」といった問題に関心が集まっています。
しかし、その一方で生活保護利用者へのバッシングが示すように、今日の社会には「貧困」に対する強い「自己責任論」が見られます。自己責任という価値観のひろがりは困難な状況にある人びとの「助けて」という声を出しにくくし、支援や制度が届かない人びとを生み出しています。
どのようにすれば困難な状況にある人びとに支援や制度は届くのでしょうか?皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

研究課題

生活困窮者・生活保護利用者の「自立」と「支援」に関する研究
若者・ひとり親家庭の「貧困」と「生きづらさ」
ホームレス状態にある人々の生活史と実態調査

略歴

大阪府立大学大学院人間社会学研究科博士後期課程・単位取得満期退学(社会福祉学専攻)
1991年から2001年まで大阪・釜ヶ崎(あいりん地区)の西成労働福祉センターに勤務。大阪体育大学健康福祉学部准教授などを経て、2009 年から現職。

学位

修士(社会学)

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