教員紹介
プロフィール
学生へのメッセージ
みなさんが小さな子どもだった頃を思い出してみてください。本当に夢中で遊んでいたはず・・・。それは子どもたちが、「今」の時間を一生懸命生きているということです。私は、小児科医として長く現場に身をおいてきた中で経験してきていることの一つは、競争原理によって子どもたちの貧困と格差が拡大し、多くの子どもたちのそんな無邪気な心が削りとられている現実です。本来当たり前であるはずの子どもたちのすくすくとした成長と発達を応援するために、少しでもよりよい子育て環境をつくっていけるよう、臨床医としての経験を活かして、同じ学部の同じ思いの先生方と共に地道な臨床研究をしていきたいと思います。
研究課題
子どもの貧困解決への医療からのアプローチ
社会小児科学の日本での定着への貢献
海外との連携による子ども分野での社会の公平性
略歴
滋賀医科大学医学部卒業後、耳原総合病院にて初期研修重症心身障害児施設第一びわこ学園、デンマークバンゲード障害児施設群短期研修を経て、耳原鳳病院、国保内海病院、耳原総合病院にて勤務
2017年度以後スウェーデン・ウメオ大学医学部客員研究員