教育職インターンシップ

将来、教育職をめざす学生は「良き教師である前に良き社会人たれ」という考えを基本にして実施しています。教育実習では経験できない学校を取り巻く環境などに深くかかわり、豊かな人間力を持った教員養成をめざしています。

事前の研修では多くの時間、教育職以外のインターンシップに参加する研修生と同内容で研修を行います。また、大学での学習経験の違い、教育実習経験の有無等、多様な学生が参加しますので、それぞれの研修生がそれぞれの目的意識をしっかり持ってインターンシップに就けるよう、事前研修できめ細かな指導を行います。

研修先としては小学校、中学校、高等学校、特別支援学校などがあり、授業運営、教科指導、学校行事や児童会(生徒会)活動、部活動指導、フィールドワーク、体験学習などの業務にかかわります。

教育職インターンシップ・プログラム

事前研修

  • オリエンテーション・自己紹介書の書き方・ビジネスマナー研修・インターンシップの意義、目標設定・学校に入るにあたっての諸注意、守秘義務等
  • 社会人として心構え、意識作り

実務研修

研修時期

5月上旬~翌年1月中旬(学内での事前研修を含む)

研修期間

10日(80時間)以上

志願資格 以下の①~⑤のすべてに該当する者。
  1. 全学科2年生以上(京都府所管校で研修を希望する者は3年生以上)。
  2. 教職をめざす意志の強い者(下記「募集校種・教科」の免許を取得予定者)。
  3. 計4回の事前研修を受講できる者。
  4. 秋学期「教育職インターンシップ・イクステンション」(水曜日・4講時)を受講できる者(ただし、2年生は任意での参加可とする)。
  5. 現場体験パターン①~③のいずれかで研修時間の確保ができる者。
    なお、幼児・児童・生徒が通学・通園していない期間(夏休み等)は原則認めない。
    現場体験パターン①:
    平日に1日or半日を毎週実施するとともに大学の授業期間外でかつ幼児・児童・生徒が通学・通園している期間に実施する。
    現場体験パターン②:
    平日に1日or半日を毎週実施する。
    現場体験パターン③:
    大学の授業期間外でかつ幼児・児童・生徒が通学している期間に実施する。

【注意】インターンシップは、公欠の対象となりません。正課授業を優先してください。

募集校種
  • 幼稚園
  • 小学校
  • 中学校
  • 高等学校
  • 特別支援(総合支援)学校
費用

受講料無料。研修に係る必要経費(交通費・食事代等)については自己負担。

研修に対する報酬

無報酬

保険

本学にて「学生教育研究災害傷害保険」および「学研災付帯賠償責任保険」に加入。

評価

研修先から提出された研修生評価票、インターンシップ・ハンドブックおよび研修レポート等に基づき本学インターンシップ担当教員が総合評価を行う。

研修校

〔2022年度実績〕

  • 京都府教育委員会所管校(小学校、中学校、高等学校、特別支援学校)
  • 京都市教育委員会所管校(小学校、中学校、高等学校)
  • 大津市教育委員会所管校(小学校、中学校)
  • 本学附属幼稚園

過程・事後研修

インターンシップの過程・事後研修として位置づけられている共通科目「教育職インターンシップ・イクステンション」を受講するためには秋学期の履修登録が必要です。教育職インターンシップと同一年度に必ず履修してください。

教育職インターンシップ・イクステンション(秋学期履修科目登録が必要)

日程

秋学期履修期間

研修内容
  1. 実務研修の振り返りとまとめ
  2. 各研修校での情報交換、独自プログラム交流会
  3. 気づき、学び、課題の報告
  4. 今後の課題の明確化・自覚化
  5. グループディスカッション
  6. プレゼンテーション力、コメント力の養成
  7. インターンシップ研修体験発表
  8. 成果報告会(3月末予定)での発表
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