洛和ホームライフ北野白梅町が、本学学生を対象に福祉用具体験会を開催してくださいました!
2025.8.22
8月16日(土曜)、洛和ホームライフ北野白梅町が福祉用具展示・体験会を開催してくださり、本学学生16名が参加しました。
当日は、高齢者の不自由さや多様な福祉用具を体験したほか、ノーリフティングケアについても学びました。
高齢者の不自由さの体験では、手首や足首におもり、周囲が見えにくくなる特殊なメガネ、ヘッドホン型の耳栓、肘やひざサポーターを取り付け、実際に杖を使って歩く体験を行いました。
体験した学生は、「怖い」、「周りが見えにくいため、ゆっくり歩くしかない」、「一斉に声をかけられても分からない」と話していました。
ノーリフティングケアとは、「抱え上げない・持ち上げない・引きずらない」介護のことで、施設・在宅を問わず、介護をする側・受ける側、どちらにとっても安全で負担なく、やさしい介護の総称です。
ノーリフティングケアの福祉用具を活用することで、移動時の抱え上げの大きな負担を最小限に留めることができ、介護者の腰痛の予防、介護者が2人必要であったところを1人で対応できるなど、人員の削減にも繋がるそうです。
社会連携センター学生ボランティア室では、昨年に引き続き「洛和会ヘルスケアシステム合同企画キャンパスツアー」を11月に実施予定です。昨年のキャンパスツアーに参加された利用者さんは、今年も非常に楽しみにしてくださっているそうです。
今回の体験会には学生スタッフも複数参加しており、利用者の皆さんに充実した1日を過ごしていただくため、ツアーに向けて準備を進めていきます。

手や足におもりをつけて高齢者の不自由さを体験

福祉用具を体験する学生たち

ツアーに参加予定の利用者さんについてのお話も
研究推進部 社会連携課