学生ボランティア室が高齢者の方を対象としたキャンパスツアーを実施しました!
5月25日(土曜)、「社会連携センター学生ボランティア室」の学生スタッフが、洛和会ヘルスケアシステムの施設利用者の高齢者を対象としたキャンパスツアーを開催しました。
学生スタッフ10名、利用者10名が参加し、学生と利用者がペアになる形でツアーに臨みました。
ペアを組むにあたっては、事前に学生が各施設にペアの方に挨拶へと伺い、安心して当日を迎えていただけるように会話を交わしました。
当日の朝、学生たちはキャンパスに集まり、マイクロバスに乗って利用者の皆様が待つ「洛和ホームライフ北野白梅町」へお迎えに。
食堂で簡単に挨拶を交わした後、ツアーの行程を確認し、再度バスに乗り込みました。
思い思いにペアの方との会話を楽しみながら、紫野キャンパスへと到着。授業を受けるために教室へ向かいます。
教室では、社会福祉学部 新井康友 教授の「元気に暮らしつづけるために」と題した30分間のミニ講義を、大学生になった気分で受講いただきました。
しっかりと席について授業を受けたあと、少し歩き疲れてきたところで、鹿渓館の大垣カフェ(&cafe)へと向かい、昼食を取ります。
「ハンバーガーなんて食べたことがない」と話されている98歳の利用者さまもおられましたが、ハンバーガーやパスタ、デザートのスフレケーキなどを、学生と一緒にお楽しみいただきました。
食事のあとは、成徳常照館(図書館)の5階から、京都市内の様子や比叡山を一望。綺麗な景色を楽しみながら、ひと時の休憩をとりました。
いよいよ最後の行程です。礼拝堂へ向かい腕輪念珠づくりに挑戦。
学生と一緒に珠を21個選び、順番にゴム紐に通していき、固結びをすれば完成です。
細かな作業で大変でしたが、学生もお手伝いをしながら、個性が溢れる腕輪念珠を参加者全員が作成できました。
キャンパスツアーの行程は終了となり、礼拝堂前で集合写真を撮影。全員で再度「洛和ホームライフ北野白梅町」へ。
学生も利用者の皆様も名残惜しい様子でしたが、食堂で閉会式を行い、解散となりました。
本企画は、2018年度に実施された「佛教大学・洛和会合同企画~高齢者にキャンパスライフを~」を参考に、コロナ禍を経て約5年ぶりに実現しました。
企画から開催までの準備をお手伝いいただきました、洛和会の職員の皆様、ならびにキャンパスツアーにご参加いただきました、利用者の皆様に改めてお礼申し上げます。
社会連携センター学生ボランティア室では、定期的にボランティア相談会を開催するなど、みなさんの希望に沿ったボランティアを紹介したり、様々な相談にも応じています。気軽に紫野キャンパス7号館2階(学習情報プラザ内)にお越しください!
キャンパスに到着!教室へ向かいます。
新井教授の「元気に暮らしつづけるために」講義
学生と一緒にしっかり受講します。
ペアで向かいあって昼食です。
景色を愉しみながら休憩します。
腕輪念珠づくり体験!
綺麗な念珠ができました!
集合写真!
旅のしおり