2019年度教育職員研修成果報告会(教育学部)開催報告
2020.10.9
教育学部の松戸宏予教授が、教育職員研修制度を利用し、2019年度に実施した国内研修(長期)に関する研修成果報告会を行いました。
報告では、日本の11大学図書館における障害学生支援の取組傾向と課題について説明されました。各大学の取組では、担当部署がチーム体制を取って進められていることが報告されました。主に資料の電子化と個別ニーズ対応が行われ、資料の電子化は「できるところから」の視点で取り組まれていました。課題としては,業務のマニュアル化の必要性,個別のニーズに応じたワークショップといった学習支援の推進が指摘されました。
≪報告会≫
開催日:2020年10月7日(水)16時~16時40分
場 所:礼拝堂
発表テーマ:11大学図書館における障害学生支援の取組みの傾向と課題
参加者:33名
≪教育職員研修≫
研修日程:2019年4月1日~2020年3月31日
研修機関:筑波大学・図書館情報メディア研究科
研究課題:発達障害学生に対する特別支援研究成果の応用の検証:英国の大学図書館の特別支援事例をもとに
主 催 佛教大学仏教学部、研究推進機構
松戸宏予教授の研修の様子

Univ.of Warwick(U.K)障害学生優先の学習スペース

Univ.of Manchester(U.K)大学の障害学生支援担当の図書館員と松戸

Univ. of Bournemourh(U.K)大学の図書館員と学生支援課の職員(障害学生支援担当)が一緒に大学図書館内で仕事をしている

筑波大学・平久江ゼミ(2019年10月)
研究推進部学術支援課