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韓国で日韓共同シンポジウム「帝国日本と植民地朝鮮、そして近代日本仏教」を開催

2024.11.22

11月16日、ソウル大学校奎章閣韓国学研究院で日韓共同シンポジウム「帝国日本と植民地朝鮮、そして近代日本仏教」が開催されました。
このシンポジウムは、社会学部の大谷栄一教授が代表を務める共同研究「近代日本の教化政策と伝統仏教教団の教化活動の総合的研究」(JSPS科研費JP23K25266)の一環として、以下のプログラムで実施されました。

歓迎のあいさつと趣旨説明 鄭駿永(ソウル大学)、大谷栄一(佛教大学)

基調講演 鄭駿永(ソウル大学)「僧侶養成、仏教学と東洋文学、そして大陸進出の尖兵─中央仏教専門学校の変遷から見る植民地仏教系高等教育の軌跡─」

第1部 
山本彩乃(佛教大学)「在朝日本人と「愛国婦人」奥村五百子―『京城日報』の記事を中心に―」
武井謙悟(武蔵野大学)「近代日本の禅団体「仏心会」による教化―内地と朝鮮での活動を比較して―」
井川裕覚(東北大学)「近代日本における貧困者救済と教化活動――大阪釜ヶ崎と「四恩学園」」
コメントと質疑応答:金旭(ソウル大学日本研究所)

第2部 
繁田真爾(東北大学)「植民地統治と監獄教誨―「旧朝鮮教誨史話」を手がかりに―」
近藤俊太郎(龍谷大学)「1930年代の日本におけるマルクス主義と仏教」
コメントと質疑応答:鄭駿永(ソウル大学)

司会と通訳:山本浄邦(立命館大学)

当日は25名ほどの参加者を数え、発表者とコメンテーター、聴衆との間で活発な質疑応答がなされました。
韓国の日本研究者と日本の近代日本仏教史研究者との大変有意義な学術交流となりました。

学長室 広報課
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