佛教大学で学生が平安時代の文化体験イベントを企画 京都の伝統文化「薫香」の香りを加えた手紙(文香※)を 大切な人へ送りませんか?
2024.9.26
佛教大学紫野キャンパス(京都市北区)で、10月4日(金)に京都の伝統産業である「薫香」を、大切な人への手紙に香りを添えて送る「文香」を体験できるイベント「手紙に香りを~大切な人への手紙に、香りを添えてみませんか?~」を開催いたします。
本体験会は、社会学部の大谷栄一教授ゼミ(社会学部)の学生たちが、「京都の伝統工芸を活用した地域活性化」を目的として企画しました。文香は平安時代、貴族たちの間で大切なひとへ送るお手紙に香を焚きしめ、香りを添えて送っていた風習が現代に伝わったもので、伝統文化を通じて、さまざまな世代の方々が交流をすることができる場を提供したいという思いが込められています。
当日は参加者に、大切な人への手紙を書いていただき、誕生月に合わせた文香(匂い袋)を添えたうえで投函していただきます。大切な方へ思いを伝える中で、京都の伝統文化にも触れていただきます。
また、いくつかの薫香(お香)を実際に展示し、学生たちがそれを解説する薫香展示会も同時に開催します。
【イベント】「手紙に香りを~大切な人への手紙に、香りを添えてみませんか?~」
【日 時】2024年10月4日(金)13:00~17:00
【場 所】佛教大学紫野キャンパス 礼拝堂
(〒603-8301京都市北区紫野北花ノ坊町96)
【参加費】無料
(協力) 山田松香木店
※ 文香(ふみこう)
文香とは、手紙と一緒に香りを送るための小さな匂い袋です。和紙そのものにお香をたきしめていた平安時代の習慣を、形を変えて今によみがえらせたもので、お香を和紙で包んだタイプ、ちりめんや麻布の小袋タイプ、お香を忍ばせたシールタイプなどいろいろな文香があります
学長室 広報課