第5回研究会開催報告(法然仏教の多角的研究)
日 時:2023年1月27日(金)16:30~18:00
開催形式:オンライン開催(Zoom)
参加者 :18名
概 要
<研究発表>
発表者:横田友教(学術研究員)
テーマ:近世知恩院と黒谷金戒光明寺の御忌
近世知恩院と黒谷における法然の御忌法要の実態について、黒谷『
<各班進捗状況発表>
【第一部門】 法然文献班 元亨版『和語燈録』本文・現代語訳対照本作成
新たな体制の思索中。
【第一部門】 逆修説法班 『逆修説法』諸本対照本作成、古本『漢語燈録』を中心とする本文批判
出版に向け校正作業中。
【第二部門】 『摧邪輪』班 明恵『摧邪輪』寛永版訓読・現代語訳
『佛教大学法然仏教学研究センター紀要』第9号掲載のための作業中。
【第二部門】 『徹選択集』研究班 『徹選択本願念仏集』の注釈類の翻刻・現代語訳
『佛教大学法然仏教学研究センター紀要』第9号掲載のための作業中。
【第二部門】『往生要集鈔』関係班 『往生要集鈔』『往生要集義記』諸本対照・訓読・現代語訳
11月21日に大本山光明寺記主禅師研究所にて「良忠述『往生要集義記』(原題『往生要集鈔』)現代語訳作業の経緯と展望」の講義を行った。それが原稿になり『浄土学』に載る予定。
【第二部門】 中国関係班『瑞応伝』
前回の研究会から2回研究会を開催。道綽伝まで読了。
【第二部門】 黒谷金戒光明寺『日鑑』研究班 黒谷金戒光明寺所蔵『日鑑』の調査・翻訳・研究
11月21~24日で23冊分の撮影を終了している。次回は春休みを予定。
【第三部門】 伝宗伝戒班 『真葛傳語』諸本蒐本および教理的根拠の探索
12月12日に研究会を行い、今後のテーマや方針について話し合った。
以上