センス・トラスト株式会社 取締役副社長 小松 圭介さん
不動産を通して、社会に唯一無二の感動を届けていきたい
思い出貧乏にならない学生生活を
2019年不動産売買事業を主として創業した「センス・トラスト株式会社」。現在は大阪に本社を構え、京都・東京・神戸に支社を設立し、不動産買取再生事業や不動産開発事業、売買仲介事業など、幅広く事業を拡大している。この躍進をけん引するのが、取締役副社長の小松圭介さんだ。
文学部英米学科に在学中は、交流の輪を広げること、多くの経験を積むことを意識して過ごした。学業面では、英米学科での学びを活かすために、カナダのトロントへの留学にもチャレンジした。「在学中から"起業したい"という夢を持っていました。学生時代に学んだことや、人との出会い、すべての経験が宝物です。」この言葉通り、在学時代の出会いがその後の人生に大きな影響を与えることとなった。
学生時代の出会いが今では宝に
金融に関する専門知識の習得・各業界の仕組みを学ぶために、大学卒業後は大手証券会社へ入社。大手証券会社勤務時代、企業が数社上場していくところを目の当たりにし、自分自身も上場を経験したいという想いが強くなった。次のステップをどう進んでいくべきか模索中、在学中にアルバイト先の交友関係がきっかけで出会ったある先輩に相談。この先輩がのちに、共にセンス・トラスト株式会社を創業することとなる今中康仁氏(センス・トラスト株式会社 代表取締役社長)であった。その際に「今中さんは将来どうなりたいですか?」と尋ねたところ、「上場する会社をつくりたい。」と返答があり、その瞬間に想いは固まった。
その後、一ヵ月もたたないうちに、自身の強みを作るため大手不動産仲介会社へ転職し、営業成績全国1位を経験。その実績を携え、代表今中氏とともにセンス・トラスト株式会社を創業。証券、そして不動産、それぞれで蓄えた知識が今では強みとなっている。一番の強みと財産は、学生時代に出会い、道を共に歩むこととなった仲間だ。
唯一無二の感動を届られる人に
「学生の皆さんには、将来なりたい姿を強く想い描き、それを叶えるために目標から逆算して、今できることを全力で取り組んでほしい」と小松さん。将来の自分を想い描き行動し、実現してきたからこその言葉であろう。そして次は目標の上場を叶える時だ。センス・トラスト株式会社のミッションは、"唯一無二の、感動を。"である。「感動は伝染するものです。私自身が人や社会の期待に応えることで、たくさん感動の輪を広げていける人になりたい。」そう語る小松さんは、これからも誰かの感動のために挑戦し続ける。
小松 圭介(こまつ けいすけ) | 1993年京都府生まれ。2016年に佛教大学文学部英米学科卒業後、大手証券会社に入社。その後大手不動産仲介会社に転職し、営業成績「全国1位」を経験。センス・トラスト株式会社の創業に携わり、取締役副社長を務めている。座右の銘は「有言実行」。 |
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(2024.1)