学術シンポジウム「地域に残る写真資料 人文地理学と写真資料」開催のご案内
写真は地理学の景観研究において核心的な重要性を持つ資料です。しかし、近年の地理学研究においては、絵画など他の視覚資料については慎重な議論がなされるようになってきたのに反して、写真についてはいまだに十分な議論がなされず、むしろ無前提に扱われる傾向すらあります。
そこで、当館では、人文地理学会の地理思想部会、歴史地理研究部会と共催し、学術シンポジウムを開催します。本シンポジウムでは、写真資料に対して、人文地理学の立場から、どのように向き合い、どのように活用できるのかについて、「景観写真」(1回目)、「古写真」(2回目)を事例に検討してみます。
研究者が多数参加する学術シンポジウムですが、一般の方の参加も歓迎します。是非ご参加ください。
※人文地理学会の会員で部会として参加される場合には、人文地理学会のWEBページより事前申込が必要です。
会 場:佛教大学宗教文化ミュージアム
(事前申込不要、参加費無料)
◆1回目◆「地理学的探求の実践と景観写真の活用」
開催日時:2023年2月11日(土)14:00~16:30(開場13:30)
研究発表:「景観写真を素材とした地理的探求と学び:大学での実践を通じて」
講 師:椿 真智子氏(東京学芸大学)
コメント:網島 聖(本学歴史学部)
◆2回目◆「古写真をめぐる地理的研究」
開催日時:2023年2月25日(土)14:00~16:30(開場13:30)
研究発表:「歴史地理研究における写真資料の活用」
講 師:加藤政洋氏(立命館大学)、河角直美氏(立命館大学)
コメント:麻生 将氏(二松学舎大学)
◇来館時のお願い
・咳・のどの痛みや37.5℃以上の発熱があるなど体調がすぐれない方。過去14日間以内の新型コロナウイルス感染症陽性者または濃厚接触者との濃厚接触が疑われる方、入国制限のある国・地域への渡航歴がある方。およびそれに該当する居住者と濃厚接触のある方、はご来館をお控えください。
・来館時にマスクの着用、館内設置のアルコール消毒液を利用するなど、感染予防にご協力ください。咳や発熱などの風邪の症状、息苦しさや強いだるさ等がある方、マスクを着用されていない方の入館はお断りいたします。
