「防犯啓発・立直り支援プロジェクト」が京都北警察署と共同検証を行いました!
2025.7.30
7月25日(木曜)、警察官の視覚的効果について、車両スピードの変化を京都府北警察署と共同して検証しました。
京都市北区では、高齢歩行者の乱横断(横断歩道ではない場所を横切るなどの危険な行為)による交通事故が多発しています。
そのような社会課題を受け、本学社会学部 作田誠一郎教授のゼミ学生を中心とした「防犯啓発・立直り支援プロジェクト」のメンバーたちは、「警察官の存在を認識した車両はスピードを落とすのではないか。また、その後、警察官から離れた車両は再度スピードを上げるのではないか」という仮説を立てました。
当日は、京都府北警察署の交通課員の立ち会いのもと、速度測定器を用いて車両の速度実験を行いました。また、高齢者が横断にかかる時間を測定することにより、乱横断の危険性を示すためのデータを収集することができました。
今後は、これらの検証に基づいて効果的な交通安全の呼びかけ方法について検討を行い、京都府北警察署に政策提言を行う予定です。

はじめに測定器の使い方等を教わりました

車両スピードを検証する学生たち

別の地点でスピードの変化を確認

記録の取り方を教わる学生

普段のまちの様子も教えていただきました

高齢者の歩行スピードを測定
研究推進部 社会連携課