社会学部大谷ゼミの学生が「京鹿の子絞り」による手ぬぐいの染色体験会を開催しました!
9月28日(土曜)、京都の伝統文化の継承と地域活性化をめざし、「つくろう! あなただけのオリジナル手ぬぐい」を開催しました。
伝統文化を通じて、さまざまな世代の方々が交流をすることができる場を提供したいと、学生たちが立案。
当日は、京鹿の子絞りの職人である田端和樹様にご指導いただき、計28名の参加者のみなさんにオリジナルの手ぬぐいをご自分で染めていただきました。
参加したみなさんから頂いたコメントを一部紹介します。
「楽しく伝統について知ることができてよかった。」
「自分の手で作品を作れるのはとても楽しかったです。現在活躍されている職人さんのお話が聞けたのもよかったです。学生さんたちもてきぱきと親切に案内してくださり、安心して楽しめました。」
「孫が私の誕生日プレゼントに作品を作ってくれたので、とても良い思い出作りをさせていただきました。」
大谷教授のゼミでは、例年、「京都の伝統文化をフィールドワークする」というテーマを掲げて、学生たちが様々な調査に取り組んでいます。今年度は、8月25日に開催した「くみひも」イベントに加え、10月4日には「薫香」を調査するグループがイベントを予定しています。
また、これらの取組みは、社会連携センター「学生企画まちづくりプロジェクト」にも採択されているほか、各グループは12月15日(日曜)に開催される大学コンソーシアム京都主催の「第20回京都から発信する政策研究交流大会」での発表を目指しています。
※ 京鹿の子絞り(きょうかのこしぼり)
京鹿の子絞りとは京都の絞り染めの総称名です。「京鹿の子絞り」を含めてその他いくつかの技法があり、そのうちの一つが「雪花絞り」という技法です。今回の体験会では、この技法を用います。
雪花絞りは布に圧力をかけて染料を染み込ませることで生み出される技法です。 その見た目が雪の結晶、すなわち雪花に似ていることから「雪花絞り」とよばれるようになりました。





