学生ボランティア室が宇多野病院に絵本の読み聞かせ動画等を提供
2022.8.5
8月3日(水)、宇多野病院に長期入院をしている患者さんたちに向けて、絵本の読み聞かせ動画やプラモデルを提供しました。
病院ではコロナ禍により家族との面会が制限されているため、少しでも気分を明るくしたい、という思いから学生たちが企画したものです。
絵本は「ねずみにだまされた猫」、「まあるいの」の2本を作成し、動画編集も含め約1か月かけて完成させました。
「まあるいの」ではオノマトペをたくさん用い、ストーリーも学生たちが考案しました。飛び出すイラストを盛り込み、字幕や笑顔を大きく見せるなどの工夫により、言葉が分からない小さな子どもでも楽しめる動画となりました。
プラモデルは、患者さんからの「たくさんあるので作るのを手伝ってほしい」との声により実現した企画で、学生たちは美しく仕上げようと苦心しながら、そんな姿も見てもらおうと、制作工程の動画も撮影しました。
患者さんの中には「もう一回観たい!」と何度も動画を見てくださっている方もいるそうで、学生たちもやりがいを感じています。
独立行政法人国立病院機構宇多野病院とは、コロナ禍の2020年よりオンラインを中心として交流を続けています。
病院を訪問し制作物をプレゼント
「ねずみにだまされた猫」
「まあるいの」
研究推進部社会連携課