家族の理解が、認知症ケアを変える ― 無料連続講座「家族が学ぶ認知症のこと」を開催 ―
2025.5.29
佛教大学二条キャンパス(京都市中京区)では、高齢化が加速する日本社会において、認知症への理解と適切な対応はますます重要な課題となっており、家庭内での介護や接し方にも大きな変化が求められる中で、家族が正しい知識と向き合い方を学ぶことを目的とし、2025年6月~2026年2月の間に5回に分けて講座を開講いたします。
本講座では、認知症ケアの現場で経験を積んだ専門講師を招き、中期以降の症状への具体的な対応方法や、日々のコミュニケーションの工夫、将来に備える知識までを、全5回の連続講座で丁寧に解説します。各回は、第1部が講義形式の学びの場、第2部はご家族同士や専門職が自由に語り合える交流会で構成されており、不安や工夫を共有し、つながりを深めることができる貴重な時間となっています。介護を担うご家族が「少し先のこと」を学ぶことにより、本人にも自分自身にも優しいケアを実現することが、本講座の最大の目的です。
【 開 催 概 要 】
開講日程 |
テーマ |
6月10日(火) |
少し先のことを知っておきましょう |
8月 5日(火) |
認知症の人の意思決定支援 |
10月 7日(火) |
認知症のある人の「ウェルビーイング」 |
12月 9日(火) |
認知症の人を無理なく支える身体介護 |
2月 9日(月) |
ケアラー条例について |
※この講座は京都市、佛教大学、認知症の人と家族の会京都府支部の共催です
時 間:12:20~14:20(2月9日のみ13:00~15:00)
場所:佛教大学 二条キャンパス(〒604-8418 京都府京都市中京区西ノ京栂尾町7)
対 象:中期以降の認知症の人の家族、認知症ケアにかかわる専門職の方
参加方法:メール(kyoto@alzheimer.or.jp)もしくは電話(050-5358-6577)より(参加無料)
学長室 広報課