"若年性認知症当事者の方の生き方に触れる" 2024年から交流が続く写真家の下坂厚さんとの交流会を実施します
佛教大学二条キャンパス(京都市中京区)で、1月16日(木)、若年性認知症の当事者で、京都府認知症応援大使を務め、写真家としても活躍されている下坂厚さん※にお越しいただき、保健医療技術学部の授業の一環として交流会を実施します。
下坂さんとの交流は昨年から始まり、2024年12月2日(月)~12月7日(土)には、下坂さんの日常風景を切り取った写真を展示する「記憶とつなぐ~若年性認知症と向き合う写真家・下坂厚写真展~」を開催しました。
写真展の際に来場者の方から下坂さんに寄せられたメッセージを学生たちから届けること、また、改めて若年性認知症当事者の想いや生き方に触れることを目的としています。
先の写真展は、認知症への関心を高め、正しい理解を深めるための普及・ 啓発の推進を目的とした京都府・京都市との共催事業として実施しました。今回は、本学の授業の一環として、学生たちにとって当事者の想いに触れて学びを深める機会とします。
【 開 催 概 要 】
日時:2025年1月16日(木)14:30~16:00
場所:佛教大学二条キャンパス1号館2階207教室(住所:〒604-8418 京都府京都市中京区西ノ京栂尾町7)
内容:下坂さんとの交流会
写真展来場者メッセージ、学生からのプレゼント 等
対象:本学保健医療技術学部学生
※下坂 厚(しもさか あつし)さん
1973年6月生まれ。京都市在住。大手鮮魚店で勤務の後、友人と会社を立ち上げる。
46歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断を受ける。病気が発覚後、絶望を感じ仲間に迷惑をかけたくない思いから会社を退職。認知症初期集中支援チームを通じて西院デイサービスを紹介され、ケアワーカーとして勤務。
現在は、同法人本部で写真のスキルを活かして広報を担当。写真家として、認知症当事者としての講演や、ピアサポート活動をメインに活躍中。