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幼児教育学科の学生が保育者としての実践力を高め、仲間との絆を深めることを目的とした自然体験キャンプを実施しました!

2025.9.24

佛教大学幼児教育学科は、本年度で完成年度を迎えます。その節目の年にあたり、幼児教育に関わる職の魅力を改めて発見し、卒業後の進路への夢を再確認することを目的として、2年生・4年生の学生57名が、2025年9月20日(土)から21日(日)にかけて、京都市左京区の「花背山の家」でキャンプを実施しました。
あわせて本キャンプでは、自然体験活動を通じて保育現場で求められる実践的な技術や対応力を培うとともに、仲間と協力しながら活動する中で協働性やコミュニケーション力を高めることも大きなねらいとしています。

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1日目(9月20日):野外活動やモルックを実施。夜はキャンプファイヤーで絆を深めました。

入所式・オリエンテーションの後、アイスブレイクを経て冒険の森でのアスレチックや野外活動、モルックなどに挑戦しました。
午後はバードコールづくりなどのクラフト体験を通して自然の素材を活かした表現活動に取り組み、夜はキャンプファイヤーでスタンツや天体観察を行い、自然の中での特別なひとときを共有しました。

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2日目(9月21日):野外炊事や自然を舞台にした多様なプログラムを体験。

朝の集いと野外炊事での朝食づくりに続き、野外散策やフライングディスクをしながらインスタレーション取り組み、自然を舞台にした多彩なプログラムを体験しました。昼食にはカレーライスを野外炊事で協力して調理し、最後は退所式を経て無事に解散となりました。

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森の工作@花背山の家 ― 「自然の中のミニチュア」インスタレーション作品紹介

学生たちは、落ち葉や小枝、木の実、石など身近な自然の素材を用い、インスタレーションの表現形式で「自然の中のミニチュア」を制作しました。インスタレーションとは、特定の空間全体を作品として、鑑賞者がその空間を体験できるように構成された現代美術の表現形式です。絵画や彫刻のように一点を鑑賞するのではなく、空間全体に身を置いて体験することが重視されます。
制作にあたっては、「見つけた人をちょっと驚かせ、ほっこりとした気持ちにさせるbeautifulでelegantな作品を」という教員からの言葉を受け止め、空間全体を作品に見立てながら丁寧に取り組みました。その結果、鑑賞者が思わず笑顔になるようなユニークで洗練された作品が数多く生まれ、担当教員からも「予想以上の出来映え」と高く評価されました。
また、この活動は保育現場でも活用できる学びとして位置づけられ、自然の中で発見した素材を子どもたちとともに作品づくりに発展させるきっかけにもなります。当日は、学生が互いの作品を鑑賞しながら意見を交わし、自然の豊かさを再発見するとともに、保育者としての感性や表現力を磨く貴重な機会となりました。

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学生の学び「先輩たちを超えていきたい」

学生たちは、自然あふれた環境での体験を通じて、仲間との協力による達成感、夜の雨音を聞きながら過ごす時間の大切さなど、保育者としての心構えにつながる多くの学びを得ました。
2年生は4年生の教員との関わり方やイベントの進行に臨む姿勢から大きな刺激を受け、「追いつくのではなく超えていきたい」という前向きな感想を抱くなど、学年間での学び合いも生まれました。
さらに、本キャンプに向けて入念に準備を重ねてきた幼児教育学科の教員と、自然の中で学びのある場をつくろうと一生懸命取り組んだ学生たちが、お互いに「ありがとう」と言葉を交わしてイベントを締めくくったことは、今回の体験を象徴する印象的な場面となりました。

学長室 広報課
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