社会学部大谷ゼミの学生が「くみひもストラップづくり」体験ワークショップを開催しました!
2024.8.26
8月25日(日曜)、京都の伝統文化の継承と地域活性化をめざし、「くみひもストラップづくり」を開催しました。
かつて仏具や和装に使われていた「京くみひも」の需要が減っていることに着目し、「自分好みのくみひもストラップを作る体験」を学生が立案。
当日は約15名の地域の方々が参加し、伝統文化である京くみひもを近くに感じていただくと同時に、多世代間交流の場にもなりました。
また、「卓球バレー大会」では6名が1チームとなって卓球台の周りを囲むように座り、障害の有無や年齢にかかわらず、参加者同士交流しながら楽しみました。
学生は初めての挑戦でしたが、参加7チームの総当たり戦だったため、試合を重ねるたびに上達していきました。
イベント会場は、普段から京くみひもとくみひもストラップの製造に取り組んでいる西陣工房(就労継続支援B型事業所)。学生たちは、インタビュー調査をとおして京くみひもの強みや課題点を洗い出したうえでイベントの準備を行ってきました。
大谷教授のゼミでは、例年、「京都の伝統文化をフィールドワークする」というテーマを掲げて、学生たちが様々な調査に取り組んでいます。今年度は、他に「匂い袋」「京鹿の子絞」を調査するグループがイベントを予定しています。
また、これらの取組みは、社会連携センター「学生企画まちづくりプロジェクト」にも採択されているほか、各グループは12月15日(日曜)に開催される大学コンソーシアム京都主催の「第20回京都から発信する政策研究交流大会」での発表を目指しています。
参加者に作り方をレクチャー
出来上がっていくくみひもストラップ
学生が受付をしました
好きな色を選んでストラップを作成
参加者同士、作ったくみひもを見せ合いました
大いに盛り上がった卓球バレー
研究推進部 社会連携課