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【祇園祭×佛教大学】綾傘鉾保存会と共同で 竹と和紙のみを使用した "サステナブルな"うちわを作成しました

2024.7.8

 佛教大学(京都市北区)は、公益財団法人綾傘鉾保存会と共同で、環境への考慮から、プラスチックを一切使用せず、竹と和紙のみを素材としたうちわを5,000本作成いたしました。

 本学は授業の一環で、祇園祭「綾傘鉾」に学生がスタッフとして携わっており、毎年、公益財団法人綾傘鉾保存会と共同で、うちわを作成してきました。 うちわは、使用が終わると廃棄されることも多いことから、今年度より、環境への負荷軽減を目的として、素材を変更しました。

【竹うちわについて】
自然素材:竹・和紙を使用したうちわ竹の再生力の強さ・自然に還るサステナブルさが魅力です。

【「竹」が地球に優しくサステナブルな理由】
①竹は成長が速く、種類によっては一日で1メートル以上成長するものもあります。竹は1~5年で完全に成長します。そのため、竹は他の木材と比べて継続的、安定的に入手できる持続可能な素材だと言えます。
②土壌を傷めない竹は環境に優しい植物で、生命力が強いため農薬や化学肥料を使用する必要がありません。また、竹は伐採しても残っている根から再び自生するので、掘り返して植え替えをする必要がありません。

【「和紙」の特長】
①和紙は植物繊維から作られており、化学的な処理の観点から環境に対する負荷を軽減します。また、洋紙と比べて繊維が太くて長く、耐久性に優れているため、団扇が長持ちします。
②和紙の素材は再生可能なものが多いため、森林破壊や資源の枯渇という課題に対しても環境に優しい素材です。

【ポリ団扇がイベント終了後に簡単に捨てられてしまう理由】
ポリ団扇はイベントの記念品や宣伝用として無料で大量に配布されることが多く、広告媒体として一時的な使用を目的としています。イベントが終わると、持ち帰る価値を感じないために捨てられることが多く見受けられ、社会問題となっています。

作成:株式会社清水商店

綾傘鉾保存会と佛教大学が共同で作成したうちわ(表面)

綾傘鉾保存会と佛教大学が共同で作成したうちわ(表面)

綾傘鉾保存会と佛教大学が共同で作成したうちわ(裏面)

綾傘鉾保存会と佛教大学が共同で作成したうちわ(裏面)

学長室 広報課
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