第2回研究会開催報告(法然仏教の多角的研究)
2021.10.25
日 時:2021年10月18日(月)14:30~15:30
開催形式:オンライン開催(zoom)
参加者 :15名
<概 要>
1、各班進捗状況発表
【第一部門】法然文献班 元亨版『和語燈録』本文・現代語訳対照本作成
諸般の事情により、本年度は休止中。
【第一部門】法然文献班 桑門秀我『選択本願念仏集講義』現代語訳
2020年3月に前篇を出版。現在は後半部の出版用原稿の準備および索引作成中。
【第一部門】『逆修説法班』 『逆修説法班』諸本対象本作成、古本『漢語燈録』を中心とする本文批判
本文の原稿は完成。解題、詳細目次、あとがき、索引の準備中。
【第一部門】『選択集』諸本研究班 信重院蔵『選択集』諸本等の調査および研究
他大学図書館の調査に向けて準備中、および藤堂祐範本『選択集大観』に掲載されている『選択集』の存否確認中。また、一行ごとの対照表を作成中。
【第二部門】『摧邪輪』班 明恵『摧邪輪』寛永版訓読・現代語訳
『佛教大学法然仏教学研究センター紀要』第8号掲載原稿作成中。
【第二部門】中国関係班 道綽『安楽集』解読・現代語訳・文献批判
道綽『安楽集』の会読は終了。次は『往生西方浄土瑞応刪伝』を会読、現在はその準備中。
【第三部門】伝宗伝戒班『真葛伝語』諸本蒐集および教理的根拠の探索
2020年3月の出版をもって研究会の目的を達成したため、現在は研究会を開かず、各自の研究を進め次の課題設定の準備中。
2、法然仏教学研究センター長からの連絡
法然仏教学研究センターの現状と、来年度の体制について説明がなされた。
以上
法然仏教学研究センター