第1回研究会開催報告(法然仏教の多角的研究)
2021.4.19
日 時:2021年4月19日(月)14:30~15:30
開催形式:オンライン開催(zoom)
参加者 :19名
<概 要>
1、センター長より挨拶と現状報告、今後の方向性と出版について
2、辞令伝達(後日郵送)
3、各班進捗状況発表
【第一部門】法然文献班 元亨版『和語燈録』本文・現代語訳対照本作成
現代語訳の修正一回目が終了。語注等を含めた再度の見直しに取り掛かる。
【第一部門】法然文献班 桑門秀我『選択本願念仏集講義』現代語訳
2019年に前半部を出版。現在は後半部の出版用原稿の準備中。
【第一部門】『逆修説法班』 『逆修説法班』諸本対象本作成、古本『漢語燈録』を中心とする本文批判
本文の見直しは一通り終了。現在は出版に向けた注記や誤植のチェック。
【第一部門】『選択集』諸本研究班 信重院蔵『選択集』諸本等の調査および研究
佛大図書館所蔵の『選択集』諸本の調査終了。他大学図書館の調査に向けて準備中。
【第二部門】『摧邪輪』班 明恵『摧邪輪』寛永版訓読・現代語訳
巻中、27丁表5行目まで作業終了。
【第二部門】『往生要集抄』関係班 『往生要集抄』『往生要集抄義記』諸本対照・訓読・現代語訳
現状を維持しつつ牛歩の歩みではあるが進めている、と報告。
【第二部門】中国関係班 道綽『安楽集』解読・現代語訳・文献批判
第十二九大文の翻訳中。
【第三部門】伝宗伝戒班『真葛伝語』諸本蒐集および教理的根拠の探索
2020年3月の出版をもって研究会の目的を達成したため、現在は研究会を開かず、各自の研究を進め次の課題設定の準備中。
以上
法然仏教学研究センター