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法然仏教学研究センター講演会開催報告

2019.7.6
日時:2019年7月6日(土曜)13:30~16:00
会場:紫野キャンパス 常照ホール(成徳常照館5階)
来聴者:133名
講題:大乗仏教の思想家としての法然
講師:頼住光子(東京大学大学院人文社会系研究科教授)


 予定通り、午後1時30分から、南宏信センター研究員を司会として開会。本庄良文センター長が挨拶し、センターの概要とこれまでの歩みを説明。講師、頼住光子先生の紹介がなされ、1時45分から講演が開始された。

  頼住先生は、まず、これまでの研究経歴に触れ、道元を中心とした日本仏教の研究を進めてくるなかで、単なる宗祖としてではなく、大乗仏教者として見たとき、法然の存在が非常に大きくなってきたとし、現在、大乗仏教の思想家、という観点から法然研究を進めていると述べられた。

  次に講演前半の約40分で、インドにおける浄土信仰や、阿弥陀信仰の起源を、「成仏困難の自覚」「一切衆生の救済」というキーワードを駆使して説明、浄土経典から竜樹、世親の著作、中国における浄土教思想から日本の浄土教思想まで、およそ1000年間の浄土教思想の歴史を端的に分かりやすく説明された。その上で、残りの時間、『選択本願念仏集』をひもとくことで、法然の思想を解説された。

 全体として常に、法然のことばを大乗仏教の特徴と照らし合わせ、大乗仏教者としての法然を浮き彫りにされていた。

 3時を少し過ぎて講演は終了し、3時25分、質疑応答の時間となった。司会の南研究員が聴衆からの質問票を読み上げ、頼住先生が答える形で進行。質問に的確に応えられ、また、研究途中であるものや、未解明なことには、そのようにお答えになるなど、学問に対する真摯な姿勢を見た。 頼住先生のその姿勢は、若い学生にも伝わるものがあったであろう。

 法然思想を建学の精神とする佛教大学で講演できたことに感謝の言葉を述べられ、午後3時55分、講演会は終了した。

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