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「 正しくしってほしい、吃音のこと 」吃音を理解するセミナー開催

2022.11.15

佛教大学(京都市北区)社会福祉学部教授 岡﨑祐司研究室と吃音のある学生グループは、「正しくしってほしい、吃音のこと」と題して、社会福祉学部社会福祉学科4年の学生を講師に、吃音を理解するセミナーを開催します。

吃音には、同じ音を繰り返していう「連発」、音を伸ばして発する「伸発」、なかなか言葉が出づらい「難発」の症状があります。講師を務める学生は、吃音の当事者のひとりで、昨年、福祉実習の実習指導クラスにおいて、自身の吃音について教員や同級生に打ち明けました。この件は、毎日新聞(2022620日)にも取り上げられました。
吃音をもつ若者がどのような気持ちを抱えているのか、吃音のこと、吃音のある若者のことを本学の学生や教職員をはじめ多くの方に知ってもらうためにセミナーを開催します。

◆岡﨑祐司教授コメント

吃音のある学生に対して「吃音なんてたいしたことないよ、気にする必要はないよ!」という姿勢で接すれば良い、と思い込んでいました。でも、それは、ほんとうに当事者のことを理解する態度ではありません。そう考えるようになったのは、当事者と話すなかで、吃音のある学生は日常生活や授業、実習そして就職活動などにおいて、悩みや不安、生きづらさを抱えていることを知ったからです。
また、「注文に時間がかかるカフェ」を運営する他大学の学生と交流するなかで、吃音のある学生たちが、「もっと多くの人に吃音のある若者の本音を知ってほしい」「前向きに歩んで行くために当事者がつながりをもって社会的にアピールしていきたい」と考えていることも知りました。
本学でも、また身近にも、吃音のある人がいるのではないでしょうか。そこで、学生を講師に、吃音のこと、吃音のある若者を理解するセミナーを企画実施します。ぜひご参加ください。

[開催概要]

日  時:20221118日(金)午後430分~6

場  所:佛教大学紫野キャンパス 1号館4階 1-404・405教室

内  容:「 正しくしってほしい、吃音のこと 」

講  師:学生(社会福祉学部社会福祉学科4年生)

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