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2019年度卒業生、教員からのメッセージ

2020.3.18

臨床心理学科の2019年度卒業生から、素敵なメッセージをもらいました。ご紹介するとともに教員からもメッセージを送ります。

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臨床心理学科の先生方へ

残念ながら卒業式、謝恩会ともに中止になってしまいましたが、お世話になった臨床心理学科の先生方には大変感謝しております。
4年間、大変お世話になりました。
本当にありがとうございました!
私たちは4月からそれぞれの道を全力で歩んでいきます。
お忙しいとは思いますが、どうぞご自愛ください。
先生方の活躍と臨床心理学科の益々の発展を祈っております。

令和2年3月11日
臨床心理学科 学部生一同

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教員からのメッセージ  2020年3月18日

臨床心理学科・臨床心理学専攻修士課程・博士課程修了生の皆様ご卒業、誠におめでとうございます。
ビデオメッセージとして贈った内容をもう少し丁寧にここでお伝えできればと思います。私の心理臨床家として訓練を受けた際に、そのスーパーヴァイザーの先生からよく言われていた三つの「あ」から始まる言葉をここでも記して皆様に贈ります。
まずは「あせらないこと」。新型コロナウィルス感染症による世界的なパンデミックが地球規模で生じているときに、焦るなと言っても無理なことかもしれません。新しい職場(企業、学校、諸施設)にうまく適応できるだろうか、自分の能力が発揮できる場(居場所)を見つけられるだろうか、そしてそもそもこのパンデミックという異常事態によって、決まっていた就職先自体が倒産せずに存続しているだろうか(?)までも心配になって焦っている人もいるかもしれません。しかし、こんな時だからこそ焦らずちょっと踏みとどまって考えてみてください。この危機的な状況において、今自分が何をなすべきか。感染予防対策をしながらも何かできることはないだろうか。例えば、オンラインで語学の研修や資格取得のための研修を受けてみるというように、コロナ騒動が終息した後に自分を活かせるスキルを身につけておくという選択肢も「あり」かもしれません。
次の言葉は「あてにしすぎない」ということです。ピンチの時や「やばい状況下」に置かれた時はむしろ適切な誰かに助けを求めることは必要なことでしょう。大学の先輩や指導教員、職場の人事担当者等、自分が今まで頼りにしてきた相手とは異なる価値観を持つ人を必要に応じて頼ること(あてにする・期待すること)は重要なことに違いはないでしょう。しかし、お酒やゲームなどに頼るのは(依存する)「適度に」とどめておくことが良いことが言うまでもないように、人に頼る(人の力をあてにする)場合でも同じことが言えると思います。自分が傷ついたり裏切られたりするのを恐れて「人とつながることをしない」というような人も増えている観はありますが、自身の主体性を維持することなく人の力にべったりと甘えることは自分自身を見失う事にもつながってしまうので回避するに超したことはありません。「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
では、何を当てにするのか(期待するのか)というと、大学・大学院での学び、実習・ボランティア活動やサークル活動から学んだことが皆にはそれぞれあると思います。そのように生の体験から手ごたえを感じて、身に付けてきた自分の内にある力(resilience!)を信じて、真に主体的に行動に移していくという事が、卒業後には、より一層重要になってくると思います。
「あせらない、あてにしすぎない(そして最後まで)あきらめないという精神」で頑張ってください。皆さんのそれぞれの未来において、固有の可能性を切り拓いて行かれることを心より祈念しております。

佛教大学大学院教育学研究科臨床心理学専攻主任
松瀬 喜治

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祝辞
ご卒業、ご修了おめでとうございます。3月になっても社会情勢は落ち着かず、4月からの新生活に不安を感じている人も多いのではないでしょうか。そんなときこそ、皆さんが大学で学んだ「臨床心理学の視点」を思い出してほしいと思います。
臨床心理学の視点とは、一言でいうと「他者に寄り添うこと」です。精神科医の安克昌先生は、「苦しみを癒すことよりも、それを理解することよりも前に、苦しみがそこにあるということに、われわれは気づかなくてはならない。だが、この問いには声がない。それは発する場を持たない。それは隣人としてその人の傍らに佇んだとき、はじめて感じられるものなのだ」と述べています。他者に寄り添い、その苦しみに気づくことは、とても難しいことかもしれません。しかし、自分自身が不安になったり傷ついたときにこそ、他者の不安や苦しみを想像できる人であってほしい。自分のために頑張ること、それはもちろん尊いことです。ただ、誰かを支えることで自分も支えられる、そんな生き方もあるということを知ってほしいです。
卒業生のみなさんのこれからの幸せを祈って、お祝いの言葉とさせていただきます。

佛教大学教育学部臨床心理学科長
牧 剛史

*  *  *

皆さん、ご卒業、ご修了おめでとうございます。
佛教大学で学んだことを社会に還元し、貢献して頂きたく思います。
そして、ご自身のためにこれからの人生において、いろいろとチャレンジしてください。
皆さんが過ごした佛教大学での、つらかったけどがんばったこと、そして楽しかったことを思い出してください。
ますますのご活躍とご発展を心よりお祈り申し上げます。  

免田 賢

*  *  *

LET IT BE から学ぶ

みなさん、ご卒業・ご修了おめでとうございます。
新型コロナウィルスの流行抑制のため、卒業式は中止になり、直接会ってお別れの挨拶ができないことが残念ですが、みなさんの方がもっと残念だと思います。今回は、感染症の流行ということが原因でしたが、人間の力の及ばない、大きな出来事が時々起こるということで、いろいろと考えさせられることも、人生にとって大事なことなのかもしれません。最近は、地震や洪水などの天災も多く起こり、激動期に入ったとも言われていますが、個人のがんばりや努力ではどうすることもできない、ある意味で不合理と思われることが起こって、それを甘んじて受けなければならないという、悟りの境地に達することも必要なのかもしれません。
私は、以前から、大人のピアノクラスやコーラスサークルに入っているのですが、最近、ピアノの弾き語りにはまっています。昔のBEATLESの曲を練習していて、「the Long and Winding Road」や「Lady Madonna」が演奏できるようになり、今は「Let It Be」を練習している最中です。この曲は、BEATLESの解散が決まった、最後のアルバムに収録されている曲で、BEATLESの曲の中で、日本人に最も人気のある曲だとも言われています。解散を回避するためにいろいろな人間的な努力をしても、解散という大きな流れを止めることができなかった、Paul McCartney の悟りの境地の曲だとも言われたりしました。
みなさんも、今、新型コロナウィルス感染症の流行という、大きな流れの中で、自分の望むことができない状況にいるかと思います。その中で、人間の力の及ばない大きな力の前では、流れに任せるしかないという「LET IT BE」の精神が大事だと思います。(もちろんその状況の中でも、自分のするべきことをきっちりとすることは必要だとは思いますが...)
「Let It Be」の中の歌詞で、"For though they may be parted, there is still a chance that they will see. There will be an answer, let it be."という言葉があります。訳すると、「別れるとしても、会える機会はまだ残っている。(今の苦難の)答えはいつか分かるのだから、今は流れに身をまかしておこう。」
みなさんの卒業にあたって、この言葉をお贈りしたいと思います。

石岡 千寛

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ご卒業・ご修了おめでとうございます。
一つの区切りであると同時に、新たなスタートの始まりでもあります。
これからの人生、色々な事が待ち受けていることでしょう。山あり谷あり。
"No Pain, No Gain":楽して得られるものなどないでしょう。もがいて苦しんでこそ得られます。
チャレンジし続けてください。なぜなら、「チャレンジする限り楽観的であり得る」(河合隼雄)からです。
先日のTVで、夢は見るものではなく叶えるものである(Gackt)とも言われていました。
以上を贈る言葉とさせて頂きます。ご健闘をお祈りします。

鈴木 康広

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卒業、そして大学院の修了おめでとうございます。
皆さんの晴れ晴れとした姿を見ることができずにとても残念です。
さて、皆さんは、さとうますみさんという、愛知県出身の歌人をご存知でしょうか。
あまり有名な人ではありませんが、わたしはとても好きで、その人の歌集の中から1つの短歌をご紹介します。
◎歌うとき空を見上げる、空だけが無限に開いているからだろう
無限の時間の中、空間の中で生きていることに気づくと、どうしてこんなに小さなことで悩んでいたのだろうという気持ちになり、少しだけ元気が出ます。
皆さんもそれぞれ自分を励ます言葉を心の中に抱いて、この4月からの新しいスタートを切っていただければと思います。
いつでも佛教大学においでになり、元気な顔を見せてください。

近藤 日出夫

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令和2年(2020)3月18日に予定されていた本学の卒業式が中止、つまり執り行われない事態となってしまった。いったい、何があったというのだろうか?
これは、2019年12月、中国湖北省武漢市にて感染が始まった新型コロナウイルスが、2020年3月現在、中国・韓国・日本などの東アジアに広がったと思っていたら、東南アジア、中東、アメリカやヨーロッパに及んだだけでなく、アフリカにまで感染を広げたようだ。
今や世界中が汚染され、WHOもとうとう「パンデミック」を宣言するに至っている。
そのために、国内では小・中・高校が休校となり、本学においても卒業式が中止になってしまった。悲しいことに前途ある若者たちの門出にケチが付いてしまったことになる。卒業式だけでなく、社会人としてのスタートも危ぶまれている。入社式が行われないだけならまだしも、就職の内定が取り消されるという事態は、先行きに「不安」を膨大させるであろう。
この「不安」は、心理学徒にとって古くて新しく、新しくて古いテーマである。
ウイルスを撲滅するために医学の力が必要かもしれないが、人々の「不安」を解消するためには心理学の出番なのだ。本学において、2000年(平成12年)に開設された臨床心理学科は、この度、第17期生を社会に送り出すわけであるが、卒業生の皆さんには、本学の臨床心理学科で学んだことに誇りをもって、社会へ踏み出してほしいと思う。
そこで、旅立つ皆さんに向けて、はなむけの言葉を記しておこう。
「これから通る新しい道は、通り直しの出来ぬ道だ。苦しいことから逃げていると楽しいことからも遠ざかるので、勇気をもって、艱難辛苦を直視して、いつの日かそれを糧に汝自身を玉にしてほしい!」

真栄城 輝明

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ご卒業、ご修了、おめでとうございます。
思わぬ形で、みなさんに、お祝いの言葉を考えることになりました。最近は色々な行事がキャンセルになり、予定が空いてしまい、ゆっくりすることも多いので、私はどこかふわふわした気分でいますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
昨年5月に臨床心理学科の髙橋伸彰先生がお亡くなりになってからもう1年近く過ぎました。教育学部学会紀要19号が卒業・修了証書とともにみなさんの手元に届けられますが、紀要19号に髙橋先生への追悼文が掲載されていますので、ぜひ目を通していただきたく思います。
みなさんは、これから時代とともに、大きく変わってゆく可能性があります。一方、50代の私は、変わることよりも、40代までやってきたことを続けることを目標にしています。多分、できなくなることが増えるからです。
20代のみなさんは、現状維持よりも、変わることを目標にしてもよいのではないでしょうか。変わることは自分自身の可能性を追求することですし、自分の幅を広げることになります。しかし、ずっと変わらず、自分を貫くということも目標にできますね。その方が勇気が必要かもしれません。
どのように生きてゆくにしても、みなさんを応援しています。また大学にも遊びに来てください。

荒井 真太郎

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ご卒業、ご修了おめでとうございます。
今、私の机の上には、一輪の黄色いチューリップが活けてあります。何の変哲もないチューリップですが、疲れた時にふと目を向けると、「小さな幸せ」を感じることができます。
このような「小さな幸せ」は、日常の生活の何気ない中に息づいています。
よく目を凝らさないと、よく耳を澄まさないと、見逃してしまいます。でも、無理に見つけようとしても見つかるものでもない・・・。
「膨らみ始めた桜のつぼみ」
「隣を歩く恋人の手のぬくもり」
「青空に浮かぶ飛行機雲」
ふと、気づいた時に、そこにある。それに気づけるか、見過ごしてしまうか...それによって、人生も大きく変わるように思います。
今回、新型ウィルスの影響で、大きなイベントや活動が自粛され、皆さんの大事な卒業式も中止になりました。大学生活の一番華やかで大切な締めくくりの時間なのに、とても残念でなりません。
ただ、たとえ大きなイベントがなくなったとしても、いつもは見過ごしてしまう「小さな幸せ」に気付くことができたなら、それはとても素敵なことだと思うのです。
今後もしばらくは、様々な自粛や制約が続くでしょう。そんな時にこそ、身近な出来事に心を向け、「当たり前」のことを「ありがたい」「小さな幸せ」と感じられれば、それがやがて大きな幸せを創る力に変わっていくのではないかと思います。
またいつの日か、一回り大きくなった皆さんの笑顔とお会いできることを楽しみにしています。
ご卒業、ご修了、本当におめでとう!

中道 泰子

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祝辞
私自身の大学時代を振り返っても、学生相談のカウンセラーとして務めていた時も、そして、今のように学部の教員となってからも、大学時代というのは、自分の人生の大きな境目となる大切な時期だと感じています。皆さんは、その間、いわゆる大学での学業だけに収まらず、様々な体験をされてきたのではないかと思います。そして、それらの体験を通して、現時点では学びとして認識されていないものも含め、多くのことを学ばれたのではと思います。それらの学びの種が、これからの皆さんの人生において花開き、そして、皆さんに多くの幸せをもたらしてくれることを願っています。ご卒業、ご修了、本当におめでとうございました。

藤岡 勲

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