【教職リカレントプログラム】7月16日から申込受付を開始
就職氷河期世代を対象とした教職に関するリカレント教育プログラム
就職氷河期世代(35~55歳)の教員になる夢をかなえる
佛教大学では、文部科学省からの事業委託により「教職リカレントプログラム」を開発し、教員免許状を取得されたものの、教職への道を諦めざるを得なかった方々を対象に教育現場で活躍するための資質・能力の学びを提供します。
※このプログラムは、文部科学省からの委託事業「学校教育における外部人材活用促進事業~就職氷河期世代を対象とした教職に関するリカレント教育プログラム~」の「更新講習型プログラム」として実施します。
採用試験に向けてのプログラムを提供
教員として必要な資質・能力を学ぶ「教員免許状更新講習」(5講習)ならびに採用試験に向けて知識・技能を学ぶ「リカレント講座」(3講習)の合計8講習を自宅で学習できるプログラムとして提供します。
また、希望に応じ本学で対面での集団面接・模擬授業プログラムを合わせて提供し、教員採用まで支援します(通学課程との合同プログラム)。
受講対象者
次のすべての要件を充たす方
①教諭の普通免許状を所持している方(教科不問)
②次年度の教員採用試験受験や臨時的任用リストへの登録など学校現場で勤務する強い意思がある方
③教員としての勤務未経験もしくは勤務経験はあるものの学校現場から離れている方
(注)免許状更新講習受講期間外の方も受講できますが、修了証明書は発行いたしません。また、ご自身の受講期間に再度受講する必要があります。
受講条件
安定してインターネットに接続できる環境とパソコンをお持ちの方で、ウェブカメラ・マイクを使用し、オンラインでの授業や試験(Zoomによる試験)が受講・受験できる方
受講期間
※受講開始は、本学からの「受講許可通知」到着日以降となります。
2021年7月16日(金)~2022年2月15日(火)
※一部の講習は、2021年10月1日(金)からのメディア学習動画視聴開始となります。
受講プログラム
8講習パッケージによる提供(一部選択制)
【内訳】免許状更新講習 5講習
〔 必修領域 1講習 / 選択必修領域 1講習 / 選択領域 3講習 〕
リカレント 講習 3 講習
受講料
48,000円
※以下の条件を充たし、免許状更新講習受講期間(失効・休眠状態の方を含む)に該当する方は受講費用が減免され24,000円になります。基準日は6月30日となります。
募集人数
120名
申込期間
2021年7月16日(金)~2021年9月30日(木) 10月29日(金)まで延長します。
申込方法
出願には、受講申込フォームにて必要事項を入力していただくとともに、必要書類を郵送していただく必要があります。
実施要項を必ずご確認ください。
○『2021(令和3年)度 学校教育における外部人材活用促進事業 就職氷河期世代を対象とした教職に関するリカレント教育プログラムー実施要項ー』.pdf
1.以下の受講申込フォームにて必要事項を入力のうえ送信してください。
2.以下の必要書類をダウンロードし、郵送で提出してください。
【全員】
(1)教職に関するリカレント教育プログラム 顔写真台紙.pdf
(2)誓約書.pdf
【該当者のみ】
〇受講料減免を希望する方
(4)確認書.pdf
〇免許状更新講習受講期間(失効・休眠状態の方を含む)に該当する方
提出先:〒603-8301 京都市北区紫野北花ノ坊町96
佛教大学 進路支援部教職支援課 リカレント教育担当
3.申込み内容を確認した後、本学よりした「受講料請求書」を送付させていただきます。
4.受講料を銀行またはATMよりご入金ください。
講習情報
[免許状更新講習]
領域・講習名 |
講師名(所属) |
講習内容 |
【必修】 |
原 清治
|
「国の教育政策や世界の教育の動向」、「教員としての子ども観、教育観等についての省察」、「子どもの発達に関する脳科学、心理学等における最新の知見」、「子どもの生活の変化を踏まえた課題」の4つの事項を中心に講習を行い、学校現場で教育実践を行うために求められる教育政策や教育問題に関する最新の知識・情報の修得を目指すとともに、特別支援などの今日的な教育課題についての理解も深める。 |
【選択必修】 |
原 清治 |
いじめ防止対策法の策定以来、いじめや不登校の実態・背景がどのように変わりつつあるのか、また、ネットを介した「ネットいじめ」がどのような構造になっているのか等を、最新のデータやその分析を踏まえながら講習し、もって教育相談に資するための視点を提供する。 |
【選択必修】 |
原 清治 |
学校を巡る状況の変化を、最新の中教審答申や学習指導要領の改定の文脈に沿って解説する。その際に、これまでの「ゆとり」を中心とした授業のあり方によって、児童・生徒の「学力」がどのように変化したのかを分析の基軸に据えたい。そのうえで、学校で起こる様々な問題への対処に、いかに組織的な対応が必要となるのかを論じる。その際に、「チーム学校」をキーワードとした制度改革の視点についても言及する。 |
【選択】 |
小林 隆 高見 仁志 二澤 義紀 青砥 弘幸 平田 豊誠 |
新学習指導要領に基づき、「主体的・対話的で深い学び」を促進する授業構成と学習指導案の作成について学ぶ。「総論」として基本的な授業づくりの方法を解説し、「各論」として教科について改定のポイントを確認するとともに、具体的な授業事例を示しながら講習を行う。 |
【選択】 |
牧 剛史 |
教育とは異なる心理臨床の視点を持つことによって教育現場は活性化する。具体的に、支援が必要な児童生徒、保護者に対してどのように関わることができるのか、その時のポイントは何かを中心に講習を行う。 |
【選択】 |
渡邉 照美 |
子どもと関わる際、目の前にいる子どもだけを見るのではなく、子どもの背景(家族、地域等)を見ることは、子どもを理解する上で重要な視点である。また、子どもの行動の意味を理解することも重要となってくる。「子ども理解・人間理解」「教育相談の現状と課題」「居場所作り」をキーワードに講習を行う。 |
【選択】 |
原 清治 |
2017年3月に幼稚園教育要領等が告示され、子どもたちの育てたい資質能力を明らかにすることで、就学前教育から高等学校まで一貫した教育を行うことが目指されていると言える。とりわけ、就学前教育は2019年10月より幼児教育・保育の無償化が始まり、ますます幼児教育の必要性が増している。この背景にあるのは、主として幼児教育で育まれる「非認知能力」がその後の子どもたちの将来を大きく左右することが明らかになったことがあげられる。 本講座は、現代の幼児教育で重要性が増している非認知能力について、学術的側面を明らかにしながら、明日の保育に応用可能な子どもとの関わり方について考える。 |
【選択】 |
佐藤 和順 |
『幼稚園教育要領』の改訂、家庭・社会の変化等子どもを取り巻く環境は大きく変わってきている。「カリキュラム・マネジメント」「幼小連携」などのキーワードを基に、子どもの育ちの変化に対応できる幼稚園教諭に求められる資質・能力について受講者とともに考える。 |
【選択】 |
柏 まり ※2021年9月着任予定 |
『幼稚園教育要領』の改訂、家庭・社会の変化等子どもを取り巻く環境は大きく変わってきている。「カリキュラム・マネジメント」「幼小連携」などのキーワードを基に、子どもの育ちの変化に対応できる幼稚園教諭に求められる資質・能力について受講者とともに考える。 |
[リカレント講習]
領域・講習名 |
講師 |
講習内容 |
教育現場における知識・技能に関する科目 |
佐藤 和順 山口 孝治 澤田 均 古市 文章 盛永 俊弘 |
【教育現場における知識・技能を学ぶ】 教育現場における最新の知識や技能に修得するために、国や教育委員会での政策や動向をどのようにして現場での指導に取り入れていくかを学ぶ。また、学校現場における教員の仕事や役割についての実状を知ることで、教育現場で働くことを具体的にイメージできるようにする。 |
学習指導案作成と模擬授業等に関する科目 |
小林 隆 小林 昌人 藤井 惠 山崎 英志 |
【模擬授業を学ぶ】 学校現場では、授業時間内に児童・生徒の気づきや考え方を引き出しながら、本題への興味・関心を喚起させ、事象の本質を深く追求させなければならない。授業の展開や現場で気を付けなければならない事項など細かなポイントについて学ぶ。 |
採用試験対策に関する科目 |
高見 仁志 岡田 賢二 尾上 和久 小林 昌人 高橋 広行 藤井 惠 古武 正思 矢田 明彦 山崎 英志 |
【採用試験対策を学ぶ】 近畿2府4県を中心に、教育施策の特徴や求める教師像、教員採用試験の動向を知るとともに、採用試験に向けての準備・対策を基本から応用までを学ぶ。特に面接や集団討論でのポイントを学習することで、限られた時間の中で自身の考えや思いを伝えることができるようなることを目指す。 |