第59回鷹陵祭 開催報告
2025年11月2日(日)から4日(火)までの3日間、佛教大学紫野キャンパスにおいて「第59回鷹陵祭」が開催されました。今年のテーマは「今、この瞬間を魅了する ~鷹のまなざし、世界を見つめて~」。学生たちの情熱と創造力があふれる企画の数々により、延べ5,000名を超える来場者が訪れ、笑顔と感動に包まれた3日間となりました。

ステージと展示が織りなす学生の個性
中庭ステージ、鷹陵館メインホールステージでは、Dance Company 釈迦力のダンスバトル、書道部のライブ書道、軽音楽部やジャズ倶楽部の演奏、應援團本部による迫力あるパフォーマンスなど、11団体が個性豊かなステージを披露しました。観客からは惜しみない拍手が送られ、学生たちの熱意と創造力が会場全体を包み込みました。

模擬店と室内企画で広がる交流の輪
キャンパス各所には27の模擬店が並び、焼きそばや伝統の佛剣うどんなどの定番メニューから創作料理まで、活気に満ちた香りと笑顔があふれました。なかでも注目を集めたのは、9年ぶりに復活した留学生による国際模擬店「こくさいキッチン」。ベトナム、韓国、中国の留学生が力を合わせて本格的な料理を振る舞い、異国の香りと味わいを通じて国際交流の輪が広がりました。多文化共生を体現するこの企画は、佛教大学ならではの国際的な魅力を来場者に伝える場となりました。室内企画では、文化系団体による展示や体験型イベントが実施され、学生たちの知恵と感性が光る多彩な発表が展開されました。

ゲストコンサートで盛り上がる3日間
鷹陵館メインホールでは、声優・山下大輝さんと俳優・伊藤健太郎さんを迎えたトークショー、そして人気芸人による「よしもとお笑いライブ」が開催されました。会場は歓声と笑顔に包まれました。学内外のファンにとっても忘れられない思い出となりました。
光で包む幻想的な夜のキャンパス
夜には、イルミネーション企画「電光石華」がキャンパスを幻想的に彩りました。和傘通りや灯籠道、提灯街、そしてたかたん『星に願いを』コーナーなど、光と色彩の調和が織りなす幻想的な空間に、多くの来場者が足を止め、写真に収めていました。

地域と共に創る学園祭
社会連携課による「丹後緑風高校との共同ブース」では、高校生と本学学生が協働し、海洋ごみを活用したアクセサリーづくりを体験。B.LEAGUE所属「京都ハンナリーズ」の公式マスコット「はんニャリン」も登場し、子どもたちとふれあうなど、地域とのつながりを感じられる企画も展開されました。

学生の力が創り出す鷹陵祭
第59回鷹陵祭は、学生実行委員会をはじめ多くの学生の主体的な活動によって支えられました。運営、装飾、広報など、あらゆる場面で学生一人ひとりの個性と責任感が光り、「今、この瞬間を魅了する」というテーマにふさわしい、創造性と情熱に満ちた学園祭となりました。

ご来場いただいた皆さま、そしてご協力くださった地域・関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
次回、第60回鷹陵祭にもどうぞご期待ください。









