留学体験記
留学期間 | 2019年8月~2020年3月 約8ヶ月 | 留学先 | College of the Desert(アメリカ) |
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学部 | 文学部 | 学科 | 英米学科 |
学年 | 3年生 | 氏名 | 匿名 |
派遣留学を振り返って
インターナショナルオフィスや授業で作った友人たち
インターナショナルオフィス内では、国籍に関係なく仲良くなることができる上に現地の学生も集まるので、勉強面でも相談することができます。また、日本が好きな学生が多いので日本人というだけで興味を持ってくれます。
授業では、現地学生に教えてもらったり、先生方に質問に行ったりと自ら進んで勉強することできました。どの先生も質問に行くと前向きに勉強している姿勢を見てくれ評価してくれます。ある先生は質問に行くと「友達に聞いてみたら?そのためのグループだよ」と答えを簡単には教えてくれませんが、クラスメイトと話す機会を与えてくれ、それがきっかけで友達と仲良くなれたのかなと今では思います。
ホームステイ
私は2つの家庭でホームステイをしました。特に2番目のホストは友達のご両親が誘ってくれ引っ越したのですが、とても素敵な家族でした。急遽帰国が決まってしまい、私の出国日が決まった日に私のために作ってくださっていた机が完成したので寂しく、申し訳ない気持ちになりました。メキシコ人のホストで、料理がとても美味しかったです。
CODと佛教大学のサポートが心の支えに
佛教大学とCODの金銭面の支援が凄く助かりました。CODからも奨学金をいただけました。やはり金銭面を支えていただけるのは親にとっても私にとっても心強いです。国際交流課の方は、毎月のレポート提出にはいつもすぐに確認してくださり一言コメントをいただいていたので、それも心の支えになっていました。留学に関する相談(ホストや授業について)もCODのスタッフの方は快く聞いてくださいました。安心感があるスタッフの方ばかりだったので心地よく留学生活を送ることができました。
今後の英語学習
自ら進んで学ぶという姿勢を変えず、英語学習に励みたいと思います。今まで不安だったネイティブの先生の授業もポジティブな姿勢で受けることを意識したいです。自分に自信がないという考えを少しずつ変えることができるように、英語を話す機会を自ら確保できるようにしたいと思っています。
帰国した今、まずはTOIEC700点以上を目標に英語学習を継続しています。留学前は550点ほどでしたが、自分の中ではかなり変わったと思っています。卒業までの目標は800点以上です!
変わっていった自分
日本ではあまり見ない人種差別もアメリカでは当たり前。優しい人もいれば下世話な考え方をする人もいる。今まで日本では経験したがないことをたくさん目の当たりにして涙を流すこともありました。しかし、周りの人達は自分の意見をしっかり持っていて私とは違うところがたくさんあり勉強になることが山ほどありました。アメリカで築いた人間関係はかけがえのないものです。自分の考え方もマイナスよりプラス、ポジティブに少しずつ変わりつつあります。自分の意思を伝える国、アメリカだからこそ見えていなかった世界が見えて人間性を変えることができました。アメリカの文化に触れ、そしてメキシコの文化にも触れることができたのは本当に最高の思い出です。
バイト漬けで家族に頼っていた日本の生活とは180度変わり、自分でできることを考え、見つけ、そしてできることが増えていきました。日本から半年間離れることで自立することもできるようになりました。急遽大学は休校になり予定も早く帰国したため友達等と写真を取れなかったのが凄く悔しいです。しかし今でも連絡を取り合っている友達はたくさんいます。留学で得た友達を大事にして、この留学経験を糧に就職など自分の未来に繋げていけるように胸にしまってさらに努力をしようと思います。
そして、物事をより多方面から考えることができるようにクリティカルシンキングを忘れないように意識したいと思います。

