留学体験記
留学期間 | 2018年8月~2019年6月 約10ヶ月 | 留学先 | College of the Desert(アメリカ) |
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学部 | 文学部 | 学科 | 英米学科 |
学年 | 4年生 | 氏名 | 匿名 |
派遣留学を振り返って
さまざまな習慣、人、価値観に出会う貴重な体験
出発前は不安でいっぱいだった派遣留学。しかし、10ヶ月の留学生活を経て、英語力はもちろん、自分で考え行動する力を身につけて帰国することができました!
私はインターナショナルクラブに所属していたため、アメリカ人だけでなく、メキシコ人、ペルー人、フランス人等、様々な国籍に人と友達になり、出会う人の数だけの習慣・価値観に触れたことで、自分の中にある固定観念を壊すことができました。また、「日本人の代表」として、海外の方に日本のことを説明できるよう、自国の文化に向き合う大切さ知りました。

最初は苦労する授業も、努力で乗り越え達成感を手に
最初の1か月は授業に慣れることに必死でしたが、日を追うごとに英語を読むことに慣れて良き、また読むスピードも自然と速くなっていきました。日本のネイティブの先生の授業とは現地の先生が話す英語の速さは全く違い、戸惑うこともありましたが、授業後に質問をしたり、予習・復習で補ったりすることで乗り越えました。
現地の学生が履修する科目を一緒に受けるため、初めのうちは苦労しますが、それを乗り越えた先にはとてつもない達成感がありました。

困ったことがあれば何でも相談にのってくれる担当窓口
インターナショナルオフィスの方はみんな優しく、授業・ホームステイ・友人関係など、どんな困りごとでも必ず手を差し伸べてくれるような方ばかりです。学生と教職員の距離は日本と比べるとかなり近く、一緒に遊びにいったりご飯を食べにいったりもしました。

日本の外に家族ができた!あたたかいホームステイ生活
私は、メキシコから移民してきたシニアの女性の家にホームステイしました。アメリカに着くまではホームステイについて一番心配していましたが、そんな不安を払拭してくれるほど明るく優しい方でした。
私が課題に追われ、ずっと部屋にとじこもって勉強していた時、ホストマザーは私の調子が悪いと思い、「日本が恋しい?」「体調は大丈夫?」と心配してくれました。咳が出る時はスープを作ってくれたりしたため、留学生活で体調を崩さなかったのは彼女のおかげだと思います。私もホストマザーも、体を動かすことが好きなので、週末には川や山など自然あふれるところへ連れて行ってくれました。帰国の時はあたたかい手紙もくれ、本当にホームステイ先がここで良かったと何度も思いました。

佛教大学の留学支援制度のありがたみ
派遣留学は、TOEFLなどの応募資格があり、定員も3名と限られていますが(2018年度実績)、大学の金銭面のサポートを全面に受けることができます。在学の身分での留学のため授業料は納付しますが、現地大学の授業料や空港券代はすべて大学が負担してくれます。大きな金銭面の心配がなかったことは大変ありがたいことでした。今から挑戦しようと考えている方は、ぜひチャレンジしてみてください!
