「ありがとうが、あふれる世界を。」新たな佛教大学がスタートします。
本学は、仏教精神を基盤に、知識の修得のみならず、人と人とのつながりを大切にし、他者を思いやる心を育むことを使命として歩んできました。
本学のそのような理念を明確に示すタグラインを新たに制定することは、激動する厳しい社会状況の中にあって、これからも使命に基づいて歩み続けるために不可欠であるとの判断から、教職員が一丸となって策定に取り組み、その結果として「ありがとうが、あふれる世界を。」というタグラインが産まれました。
「ありがとう」という言葉は、単なる挨拶ではなく、誰かの存在や行為に対する感謝の心を表すものであり、この言葉には、人と人とが互いを思いやり、支え合う温かさが込められています。佛教大学は、「ありがとう」に代表される仏教の精神を教育の根幹に据え、大学としての教育研究活動を展開していきます。その際には、タグラインにこめた思いをもとにデザインしたロゴマークを一緒に活用し、佛教大学の新たなシンボルとして掲げながら、学生教職員が一つになって、本学のすべての取り組みを推進してまいります。
ビジュアルアイデンティティを30年ぶりにリニューアル
1991年より使用していたロゴマークおよびロゴタイプをリニューアルし、2025年4月より新たなビジュアルアイデンティティを使用いたします。
新たなロゴマークは佛教大学の「佛」という漢字と、アルファベットの「B」がモチーフ。人と人が、手を差し伸べ互いを支え合い、つながる様子をイメージしています。ボールドのゴシック体をベースにして、堂々と力強く成長していく姿を表現しています。
表示色は、所在地の「紫野」に由来する紫色のなかでも、知的で洗練された印象をもつ、紺に近い青紫色を「BUKKYO PURPLE」と名付けました。
さらに、ロゴマークとの調和を考慮し、ロゴタイプも一新いたしました。
「ありがとうが、あふれる世界を。」
「ありがとう」
この一言に、人はしあわせを感じます。伝えた人も、受けとった人も。
そこにあるのは、お互いをつなぐ縁。
年齢や、人種や、国を超えて、わかり合い、しあわせを生みだす力になる。
私たちはいつでも、この想いを胸に歩んできました。
どれだけ時代が変わっても、人と人は出会い、関わり合って生きていきます。
人は、人に対して、何ができるのか。目の前にいる誰かのために、そして自分のために。その根本は、変わりません。
だからこそ私たちは、あらためて「ありがとう」を大切にします。
もし誰かが、悩み、苦しむとき。手を差し伸べる気持ちとともに、動ける力をもち、
人と人、社会と人をつなぎ、「ありがとう」の心を世界中に紡ぐ人を育てたい。
佛教大学は、人が学びたいと思うとき、いつでも応えられる機会の創出を、さらに推し進めます。
教職員一人ひとりが想いを共有し、学生一人ひとりと向き合い、自分らしくいきる力を育みます。
今日も、100年後も、ありがとうが、あふれる世界を。新しい佛教大学が、動きはじめます。
記念グッズについて
ロゴマークのリニューアルに伴い、新たなロゴマークがデザインされたハンカチを数量限定で販売いたします。(税込800円)
学内店舗および学内に設置されている自動販売機にて販売いたしますので是非お買い求めください。