重要なお知らせ

ご承知の通り、京都府における「まん延防止等重点措置」は本日（7月12日）をもって適用が解除されました。しかしながら、新型コロナウイルスの変異株は全国的に感染拡大の傾向にあり、東京をはじめとする大都市圏においては、いまだワクチン接種に至っていない年代を中心として、「第５波」を想定させるような拡大の兆しも見え始めています。

佛教大学では、「緊急事態宣言」が解除された段階で、「新型コロナウイルス感染症拡大防止のための佛教大学活動基準」における危機レベルを、レベル２としましたが、私たちを取り巻く現状や京都府・京都市からの要請を踏まえ、引き続き学生の安全を第一とする対応をとってまいりたいと考えます。あわせまして、社会的なさらなる感染拡大を防ぐという観点から、7月25日までの期間、引き続き危機レベルをレベル２のまま継続することとしています。

本学のすべての学生や関係者のみなさんが、すでにさまざまな場面で求められる制限をしっかり受けいれ、不自由な状況にも我慢しながら、誠実に対応をしてきてくれていることにあらためて感謝申し上げます。その結果、本学学生ならびに関係者において、6月以降は一人の感染者も発生しておりません。そのような中にあって、現在のような状況が依然として続くことに、不安やストレスを感じている方も多いと思いますが、ワクチン接種が未だ十分には進んでいない状況の中で、私たちはあらためて気持ちを引き締める必要があると考えます。

大学は間もなく夏休みの期間に入りますが、授業期間が終了する学期末や夏休みの間こそ、感染拡大防止に向けて一人ひとりが責任ある行動をとらなければなりません。秋学期の開始に向けて、私たちは、学生のみなさんが授業や研究、課外活動など、できるだけ学生生活を謳歌できるような様々な方策を引き続き講じてまいります。そのためにも、いまあらためて、みなさん一人ひとりの協力が不可欠です。自分がうつらない、ひとにうつさないために、またすでに感染しているかもしれないことを認識して、引き続き感染防止対策を行って下さい。そして、一日も早くこの困難な日常を乗り越えるために、みんなで力を合わせ、感染防止の取り組みを進めていきましょう。

学長　伊藤 真宏