講演会「僧侶による自死への取り組み」開催
講演会「僧侶による自死への取り組み」開催
「死にたいほどの苦しさ、大切な人を自死で亡くした悲しみ、そこにどう向き合うのか。おそらく基本的な姿勢は、僧侶であっても、僧侶でなくても、さほど変わらないでしょう。
しかし、相談者との関係を築いていくなかで、僧侶ならではの色が出てくるのかもしれません。
また、相談を受ける僧侶自身のなかに、一般の方とは違う変化が生じるようにも感じます。」
今回、浄土宗寺院の副住職を務めながら、国際宗教研究所研究員として社会と宗教の動きを分析・研究し、「自死・自殺に向き合う僧侶の会」会員として自死に向き合う僧侶のあり方を問い続けておられる小川有閑氏を講師にお招きし、実践者と研究者の二足のわらじを履いた立場から見えてくるものについて、考えたいと思います。
◆開催概要
【日時】2014年6月24日(火曜)16:30~18:00
【場所】佛教大学紫野キャンパス 1-415教室(1号館4階)
【定員】100名
※参加費無料・申し込み不要
◆プログラム
16:30 開会の挨拶
16:40~17:40 講演:小川有閑氏「僧侶による自死への取り組み」
17:40~17:55 質疑応答
17:55~18:00 閉会の挨拶
小川有閑/OGAWA YUKAN
1977年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。主な論文に「自死者のゆくえ―僧侶なりの自死遺族支援の形―」(『現代宗教2011』国際宗教研究所、2011年)、「自死者と遺族の対話―宗教的グリーフケアへの一視座―」『死生学年報2012』東洋英和女学院大学死生学研究所、2012年)等。
【主催・お問い合わせ】
佛教大学総合研究所
Tel :075-495-2150(直通)
Mail:soken@bukkyo-u.ac.jp
