仏教学科

仏教研究をとおして問題解決力を養う。

約2,500年前に仏教を開かれた釈尊(ゴータマ・ブッダ)と鎌倉時代に浄土宗を開かれた法然上人の教えを中心に、共生(ともいき)の精神や和合の精神などを体系的に習得。
教学研究から現代に生きる仏教の具体相に至るまで、豊富な研究領域を整備し、生・老・病・死という根本問題から現代社会の諸問題まで、それらの解決に仏教の英知を生かせる人間力と応用力を育てます。

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学びのポイント

新科目「仏教研究への道案内」

仏教は、インドで生まれ、シルクロードを通って中国へ伝わり、中国から直接、あるいは朝鮮半島を経由して日本へと伝わりました。また海路を通って、スリランカや東南アジアの諸国にも伝わり、現在でも広く信仰を集めています。それぞれの地域における風土や言語などの違いによって、人々の考え方にも違いがあります。その違いによって、仏教の受け止め方や、受け止めた内容の再発信にも違いが生じます。一方、そのような違いを超えて、仏教が広く信仰を集めていることも事実です。仏教を学び研究することの醍醐味のひとつは、地域や時代の違いによって異なる顔を見せる仏教のすがたを詳細に分析することによって、その違いを明らかにし、その違いを生み出した要因は何かを探っていくことです。別の醍醐味としては、地域や時代の違いを超えて、現在も生きた宗教として仏教が信仰を集めている要因を、それら「違い」という断片を集めていくことにより明らかにし、それを現在の私たちが生きるための指針としていくことです。新しい科目「仏教研究への道案内」では、無数にちりばめられた断片について、それぞれの専門領域から紹介し、仏教研究の楽しさ・醍醐味を味わってもらうことを意図しています。仏教につながる入り口は、日常の何気ないところにあります。それを知れば、自分の考え方・生き方を仏教的思考によってダイナミックに展開していくこともできるでしょう。

仏教史と関連する語学科目を充実

仏教はインド、チベット、東南アジア、中国、朝鮮半島、日本、あるいは最近では欧米人にも影響を与えるなど、世界中に広く展開しています。地域が違えば考え方も変わり、「ことば」も変わってきます。それぞれの地域における仏教を深く知るためには、それぞれの地域で使われている「ことば」を知り、資料を読み込む力が求められます。また仏教全体とそれぞれの地域・時代における仏教の大まかな歴史も知っておく必要があります。2500年前のインドでの釈迦、1300年前の中国や800年前の日本の仏教者の活躍などは、時をさかのぼるタイムマシンがなくても、その当時の言語を正確に理解できれば、「ことば」というタイムマシンに乗って、現代に居ながら過去の出来事を生き生きと味わうことができるのです。従来のカリキュラムでも、仏教史については「インド仏教史」「日本仏教史」などの科目が、語学についても「サンスクリット語」や「漢文」の科目がありましたが、必修ではありませんでした。新カリキュラムでは、これらの科目を再編し、入学後の早い段階から、これら仏教史と語学科目を履修するようにしました。「仏教研究の道案内」で興味を持った領域の仏教史と必要な語学についての科目を履修することで、資料となる文献を、より深く、かつ正確に読み解くことができる力を養っていきます。

「研究」→「講読」→「演習」と段階的に学び理解を深める

インド、中国、日本といった地域別の仏教、あるいは本学が建学の理念としている法然上人の教え(浄土宗)さらには美術や文学作品など仏教文化に至るまで、「研究」→「講読」→「演習」(例:「仏教学研究(日本)」→「仏教学講読(日本)」→「仏教学演習(日本)」)という段階を経た科目群を設定しました。それにより、それぞれの興味に沿って、広い入り口から奥深く掘り下げることができるように、またその成果を発信していくことができるようにしました。また得られた知識を現地に出かけて確認する「仏蹟研修」「仏教フィールドワーク」といった科目や、実践を通して理解する「仏教インターンシップ」という従来の科目に加え、「仏教と文化財」という科目を開設し、仏教美術という文化遺産を鑑賞するだけではなく、保存や活用をしていく知識や、学芸員資格などの取得に役立てることができるようにしていきます。これら新カリキュラムは、佛教大学が掲げる「転識得智 学んだ知識を、生きる力へ」に基づき、編成をしています。

取得可能な教員免許状・資格

教員免許状

  • 社会/中学校1種
  • 地理歴史/高校1種
  • 公民/高校1種
  • 宗教/中学校1種・高校1種
  • 特別支援学校1種

資格

  • 図書館司書
  • 学校図書館司書教諭
  • 学校司書
  • 博物館学芸員
  • 社会教育主事
  • 浄土宗教師
  • 浄土宗開教使
  • 浄土宗社会教化主事
  • レクリエーション・インストラクター
  • 初級地域公共政策士
  • グローカルプロジェクトマネジャー(GPM)
  • 年間の履修登録単位数に上限があるため、取得できる教員免許状・資格の数には制限があります。
  • 教員免許状・資格の取得にあたっては、所定科目の履修が必要です。
  • 併設されている通信教育課程を併修することにより、小学校1種などの他学科指定の教員免許状も取得可能です。