社会福祉学部

分析力、コミュニケーション力、実践力を伸ばす 学部長 岡﨑 祐司(OKAZAKI Yuji)

社会福祉学科は1965年に文学部の一学科としてスタートし、1967年には社会学部社会福祉学科、2004年には社会福祉学部となり、多くの卒業生が社会福祉はもちろん医療機関、教育、自治体など様々な現場で活躍しています。また、1971年には大学院修士課程、1977年には博士後期課程を設置し、多くの優秀な研究者を輩出してきました。こうした50年以上の伝統がもたらす「人のつながり」、「ネットワーク」は、福祉・保育の実習教育の充実や学生の就職支援、現場に根差した研究の発展など佛大社会福祉の大きな財産になっています。それは仏教精神にねざす「縁(えにし)」そのものです。

社会には仕事や生活、人間関係、発達などの面でなんらかの困難をもつ人、孤立しがちな人がいます。社会福祉学とは、そうした現実に向き合い、全ての人が個人として尊重され、その人らしく生涯を歩み、社会の一員として参加と機会が保障される「福祉社会」の実現のために、専門職はどう活動するのか、政府はどんな役割をはたすのか、市民はどう活動するのかを追求する学問です。地味なイメージがあるかもしれませんが、人権を尊重し平和で安定した社会を目指すという意味で、積極的で挑戦的な学問であり、福祉・保育の仕事は高い専門性と社会的使命をもった仕事です。

社会福祉学部の教育の目的は、優れた福祉・保育の専門職養成(社会福祉士・精神保健福祉士・保育士)ですが、それだけではなく社会福祉学を修めた教員の養成、自治体職員や地域・企業で働く人の養成も重視しています。どのような進路をめざそうとも、社会福祉学をしっかり学ぶことで、人と社会への分析力、多様な人とかかわるコミュニケーション力、現実に向き合う実践力を身につけることができます。カリキュラムでは、社会福祉の理念、歴史、原理など基礎理論を重視し、実習において豊かな実践力を育み、主体的に専門的テーマを深められるよう段階的な教育と指導を重視しています。学生の進路や関心に応じ、個別相談を含めたキャリア指導、受験のサポート対策も重視しています。

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