本物の文献に触れる原典体験など、1年生から実技や演習を行い、日本文学・日本語学・書道文化に関する質の高い専門的知識を身につけます。さらに、古典から近現代まで幅広い時代の文学作品を読み解くことで、多角的な視野を育成。
卒業後、一般企業や教育、出版など幅広い分野で活躍できる人材へ成長します。
学びのキーワード
ONE MORE TOPICS

学年を越えた交流を通じて、研究の「いろは」を学ぶ
日本文学科1年生 熊本県・尚絅高校出身
文学研究会には複数の研究会が存在しており、私は「文学散歩の会」「王朝文学研究会」の活動に参加しています。実際に物語の舞台を訪問したり、『源氏物語』をテーマにディスカッションや研究発表を行ったり、さまざまなアプローチで文学への理解を深めます。
一番の魅力は、自身の研究内容について大学院生の方や先生方から的確なアドバイスをいただけること。先輩方がどういう視点で物事を見ているのか、どのように文学と向き合っているのかを学ぶことができ、研究に関する知識・スキルを習得する良い機会になったと感じています。
内定者INTERVIEW

文学の世界に魅せられて日本文学科へ
物語に宿る歴史と思いを読み解いていく
内定先 | 三重県教育委員会 |
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研究テーマ | 『太平記』巻第三十二「鬼丸鬼切事」の位置づけ |
卒業生INTERVIEW

一人ひとりが自由に成長できる場を提供する
就職先 | 京都府教員(専任 大山崎小学校) |
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卒業研究テーマ例
- 宮崎駿「千と千尋の神隠し」論―神様との関係について
- 『不思議の国のアリス』翻訳比較
- 『源氏物語』光源氏にもたらした朧月夜の影響
- 長門本『平家物語』における源義仲―源義高との関係を中心に―
- 宇佐見りん『推し、燃ゆ』論―「推し」がいるということ―
- 上代における風の表現考―『万葉集』と『古事記』の比較を中心に―
- 川端康成『古都』と戦後京都―千重子を中心に―
- 吉本ばなな『ムーンライト・シャドウ』論―作品から見る死生観
- オノマトペ教育における日本マンガを用いることの有用性とその効果
- 日本語指導の必要な児童生徒へのICTの活用について
取得可能な教員免許状・資格
教員免許状
- 国語/中学校1種・高校1種
- 書道/高校1種
- 特別支援学校1種
資格
- 図書館司書
- 学校図書館司書教諭
- 学校司書
- 博物館学芸員
- 社会教育主事(任用資格)
- 日本語教師 など
- 年間の履修登録単位数に上限があるため、取得できる教員免許状・資格の数には制限があります。
- 教員免許状・資格の取得にあたっては、所定科目の履修が必要です。
- 併設されている通信教育課程を併修することにより、小学校1種などの他学科指定の教員免許状も取得可能です。
キャリアイメージ・進路実績

日本語の魅力を伝えたい、ことばで人の心を動かしたい、ことばで創作活動をしたい。
培った「表現力」は、出版・マスコミだけでなく広告・観光など情報発信の担い手として企業や行政でも活躍できます。
- 一般企業:出版/マスコミ/企画/広報など
- 教員/日本語教師
- 作家/シナリオライター
日本文学科での学びを
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