English 英米学科

英米学科では、異文化理解の重要性に気づくことができます。特に印象に残っているのは、映画を題材にした授業。黒人差別や歴史的背景を学び、これまで知らなかった世界に出会うことができました。単に言語を覚えるだけでなく、背後にある文化にまで触れた経験は、広い視野を育むことにつながったと思います。

また、中学生の頃から教員を志していた私は、教員免許の取得に向けて「中等教科教育法英語」を履修。この授業では、指導案の作成や模擬授業を通じて、教員として必要なスキルを実践的に学びました。段階的にレベルアップしていく内容だったため、子どもが理解しやすい表現方法を少しずつ身につけられたと実感しています。学外でもスクールサポーターとして教育現場での経験を積み、4月からは晴れて小学校の教員です。今後の目標は、子ども一人ひとりに寄り添い、可能性を引き出す教育を行うことです。大学での「英語教育」の学びを糧にして、子どもが国際的な視野を持てるようにサポートしたいです。

私にとって高校は楽しい思い出がたくさん詰まった場所でした。そのため、今度は教師として関わり、生徒たちに新しい学びを提供できることにやりがいを感じる毎日です。

授業では大学で培った英文法の知識や、映画や音楽を用いた表現方法を積極的に取り入れています。特に英米学科で学んだ論理的な英文法の解説手法は、生徒たちの理解を深める上で非常に効果的です。
また、クラス担任として生徒と向き合うだけでなく、学校の広報や新コースの立ち上げにも携わり、より良い学校づくりに尽力しています。

来年度は1年生のクラスを受け持つ予定です。生徒たちが自分の夢を具体的に描き、それに向かって自信を持って進めるよう、進路指導に力を入れていきます。