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Education 教育学科

独自のカリキュラムと関係性を重視した指導で感性と専門性を育む

「人は人の中で育つ」。教育学科では、理論と実践を融合させた独自のカリキュラムとシラバスに基づき、学生間や教員、学校・現場や地域との関係性を重視した指導をしています。 人間形成に重要な4年間にさまざまな考え方や価値観に触れる機会を用意し、教育現場に普遍的に求められる「感性と専門性に長けた教師」を育てます。

学びのキーワード

  • 教育の佛大
  • 4つの領域
  • 感性+専門性
  • ディスカッション
  • ICT活用
  • 格差問題
  • 教員採用試験対策
  • 授業づくり
  • 地域社会との連携
    • 過去10年間の卒業生の教員採用実績は1,100名以上。小学校・中学校・高等学校・幼稚園・特別支援学校の教諭など、毎年多くの卒業生を教育現場に送り出しています。
    • なりたい教員像に応じて「初等教育」「中等教育」「特別支援教育」「教育学」の4つの領域から学べます。
    • 学生間や教員、学校・現場や地域との関係性を重視した指導。さまざまな考え方や価値観に触れる機会を用意し、教育現場に普遍的に求められる「感性と専門性に長けた教師」を育てます。
    • 学びたいと思える授業づくりや教育現場の現状、いじめ、多様性、ICT活用など、幅広いテーマでディスカッションする機会を多く設けています。
    • 映像を使った教材、タブレット端末の活用、インターネットを使った授業など、ICTを取り入れた授業が増えています。取り入れることを目的とせず、どう活用するか見極めることが重要です。
    • 教育の現場では、経済的・地域的な理由で機会格差、学力格差が問題になっています。誰ひとり取り残さないために何ができるかを、総合大学として総合的な考え方を養います。
    • 教員養成パワーアップ講座、教員採用試験セミナーなど各自治体の傾向に対応する対策で目標実現をサポート。
    • 主体性が重視される社会では、子どもの頃から主体性を身につける教育も重要です。子どもを深く理解し、いかに主体性を育む授業をするかが問われています。
    • 学校だけでは教育は完結できません。家庭・自治体・地域が連携し、子どもをサポートする必要があります。子どもたちを取り巻く環境や制度の理解も重要です。

    ONE MORE TOPICS

    英語力を鍛えながら教育者としての素養を磨く。

    佛教大学と協定を結んでいるハワイ大学と連携し、教育学科の学生が海外の教育現場を見学・体験する短期研修プログラム「教育学部海外研修プログラム」を行っています。毎年実施しており、例年20名程度の学生が参加しています。

    ハワイ大学では教員をめざして学ぶ学生たちと交流。カリキュラムの違いや、それぞれが抱える教育課題などを理解しながらコミュニケーションを図りました。また、現地の小学校を訪問する機会も。学生たちは実際に教育現場を体験。子どもたちとの触れ合いを通じて、実践的な英語教育の手法を学びました。

    内定者INTERVIEW

    子どもとのコミュニケーションを通じて
    ともに学び、成長する喜びを実感

    京都府・京都教育大学附属高校出身
    内定先 京都府教育委員会
    研究テーマ 小学校理科における体験活動による
    児童の学習意欲向上についての一考察
    インタビューを読む

    小学生の頃、先生に憧れた経験から教員を志し、教育学科を選びました。模擬授業では、自分の考えた指導案をもとに授業を展開し、他の学生と意見を交換することで、教師に求められるスキルを身につけられました。

    学外での活動も盛んに行い、母校でのボランティア活動ではクラスに馴染めない子どもたちへの支援を経験。子どもたちはさまざまな個性をもっているため、言葉遣いや会話のテンポなど相手に合わせる必要があり、実際のコミュニケーションの難しさを感じました。ゼミ活動では科学教室にスタッフとして参加。子どもたちと理科の楽しさを共有する中で、子どもの成長を間近で見守る喜びを知ることができました。

    大学4年間での豊富な経験を糧に、将来は子どもたちとともに学び続けられる先生になりたいと考えています。また、教育学科の一番の魅力は、同じ志をもつ仲間と切磋琢磨できる環境です。仲間たちとのつながりを絶やさず、互いに協力しながら子どもたちをサポートしていきたいです。

    卒業生INTERVIEW

    生徒が「できること」を増やし、将来の可能性を広げていく

    2021年度卒業 香川県・香川誠陵高校出身
    就職先 京都府立井手やまぶき支援学校 教諭
    インタビューを読む

    大学入学当初は中学校教員をめざしていましたが、3年生のときに参加した「教育職インターンシップ」をきっかけに特別支援教育の道へ。教育学科では、講義や実習を通じて障がいに関する基本的な知識や、効果的な指導法を学びました。これらは、現在の教育現場で欠かせないスキルとなっています。

    また、恩師の「何ができないのかではなく、何ができるのかを見る」という言葉を心に刻み、生徒たちが「できること」を増やし、自信を高める授業を実践しています。在学中、仲間や先生の支えがあったおかげで教員になるという夢を実現できました。今後は教育者の立場として、生徒一人ひとりの個性に寄り添い、彼らの幸せな人生を支えていきます。

    すべての子どもや保護者に頼られる先生に

    2023年度卒業 京都府・京都文教高校出身
    就職先 佛教大学附属こども園
    インタビューを読む

    現在、私は4歳児クラスの担任をしています。保育は子どもと関わる仕事というイメージが強いですが、実際には保護者へのサポートも非常に重要です。この視点は、大学時代の実習を通じて先輩方の姿から学びました。現在も、保護者に子どもの些細な変化を伝えるなど、安心感につながるコミュニケーションを心がけています。

    また、日々の保育では、一人ひとりの個性に寄り添い、素直な気持ちを引き出せるよう努めています。一対一での対話を大切にしつつも、偏りなく子ども全員としっかり関わっていくことが現在の課題です。より深い関わりを通じて、子どもと保護者双方に「この先生で良かった」と思ってもらえるような保育者を目指していきます。

    卒業研究テーマ例

    • あだ名の教育的効果―あだ名が学級内で及ぼす影響とは?―
    • 体育授業中の教師の言葉かけに関する研究~小学校体育授業の分析を通して~
    • 母親の言葉かけと子どものパーソナリティの関連
    • 児童館が放課後の小学生の過ごし方にもたらす役割 子どもたちの異年齢交流を中心に
    • 小学校における外国につながる子どもの支援―学級担任の関わりに焦点を当てて―
    • 子どもの自己肯定感を醸成する学級経営 心理学の諸論に係る考察に基づいて
    • 小学校における不登校児童数を減少させるために―居場所に焦点を当てて―
    • プログラミング的思考―数学的な視点から―
    • LGBTQフレンドリーから見る今後の学校教育の在り方について
    • インクルーシブ教育の実践上の課題に関する研究~現場教員の声を中心に~

    取得可能な教員免許状・資格

    教員免許状

    • 幼稚園1種
    • 小学校1種
    • 社会/中学校1種
    • 数学/中学校1種・高校1種
    • 特別支援学校1種

    資格

    • 図書館司書
    • 学校図書館司書教諭
    • 学校司書
    • 博物館学芸員
    • 社会教育主事(任用資格)
    • レクリエーション・インストラクター
    • レクリエーション・コーディネーター(教育コース) など
    • 教育学部「初等教育」副免取得プログラムを履修することにより取得可能です。
    • 年間の履修登録単位数に上限があるため、取得できる教員免許状・資格の数には制限があります。
    • 教員免許状・資格の取得にあたっては、所定科目の履修が必要です。
    • 併設されている通信教育課程を併修することにより、中学校1種(英語)などの他学科指定の教員免許状も取得可能です。

    キャリアイメージ・進路実績

    教師になりたい、教育現場・地域を支える活動をしたい、教育現場の課題を解決したい。
    なりたい教員・将来像に応じて「教育の佛大」が感性と専門性に長けた存在へ後押します。

    • 教員:幼/小/中/高/特別支援
    • 公務員
    • 社会教育主事 など

    教育学科での学びを
    もっとくわしく知る

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