名作から新たな知識を発見
様々な作品を題材に、作品の世界観や当時の社会状況など、講師独自の考察も交えつつ深く読み解いていきます。読んだことのある作品からも、新たな知見を得ることが出来ます。
講座の様子
講座一覧
-
『平家物語』巻第三を読む・前篇
―栄華の翳り―
中世軍記文学の名作『平家物語』の巻第三を読みます。安徳天皇の誕生を得て平家は全盛を迎えます。しかし、多くの恨みを買っていた平家の栄華にも翳りが見えていました。前篇では、鬼界ヶ島に流された藤原成経、平康頼、俊寛の物語が中心です。『平家物語』のさまざまな魅力をご紹介します。
受講生の声
- 明解でわかりやすい講義で、大変面白く大変勉強になる。(60代・男性)
- 当時の時代背景について理解が深まる。(70代・女性)
-
『源氏物語』を読む
第五帖 若紫巻の鑑賞(前篇)
我が国の古典文学の中でも傑作の誉れ高い『源氏物語』を、丁寧な解説付きで読破しましょう。今回は第五帖「若紫」巻の前半部を読み解きます。初めて『源氏物語』に触れたい人はもちろん、繰り返し愛読している方にも、作品の新鮮な鑑賞を味わってもらえるように解説いたします。
受講生の声
- 良く通る声で聴きやすく、深い源氏物語の読み方に興味津々。(60代・女性)
- 源氏物語を情愛の物語としてだけではなく、違った視点での解釈を示され興味を持てた。(60代・女性)
-
『小倉百人一首』を読む
―この作品が描いた風景を鑑賞しよう―
「古典文学は言葉が難しいから苦手」と敬遠されていても、『小倉百人一首』の名前を憶えておられる方は多いようです。古語や文法を気にしなければ、この百首はどのような風景を想像させたのだろうと考えると、面白い作品だといえます。当時、山荘を訪れた人々が楽しんだ風景を、私たちも想像してみようと思います。
受講生の声
- とても解りやすく、和歌を知るうえで大変勉強になった。(70代・女性)
- 豊かな話で、当時の人が浮かんだ。(60代・女性)
-
老いの俳句
言葉を楽しむ
俳句は伝統的に老いの楽しみ(芭蕉の言葉)でした。老いの楽しみとしての俳句の言葉は、実は中年にも子どもにも通じています。この講座では、俳句の作り方、読み方を考えながら、老いの楽しみを受講生のみなさんといっしょに体験したいと思います。
受講生の声
- 俳句の作り方、名句になる可能性など大いに作句の参考になりました。(60代・女性)
-
谷崎潤一郎と近代都市
文学で読み解くモダン文化
谷崎潤一郎(1886-1965)の多彩な作品の中から、本講座では〈近代都市〉を切り口にしていくつかの作品を読んでいきます。都市空間の「近代性」は、作品に描かれた都市イメージにどのように反映されたのか、同時に、文学表現から読み取れるモダン文化の様相はどのようなものなのか、考えていきます。
講座案内デジタルパンフレット
佛教大学オープンラーニングセンターが発行している講座案内冊子でも、受講方法・講座一覧・開講カレンダーをご覧いただけます。
また、無料で冊子の発送を承っております。ご希望の場合は資料請求よりお申し付けください。