佛教大学の真骨頂を学ぶ
佛教大学ならではの内容で、長年開講されている人気講座から、新しい視点で読み解く講座まで、多様な角度から仏教を学べます。
講座の様子
講座一覧
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仏教を通じて「生きる」を考える
命が私を生きている
人生100年時代と言われる時代になった。長寿化が進む中、自分自身に任された人生をどのように生きるか、ということは、生活者一人ひとりの重大な問題である。人生を喜びをもって幸せに生きていくためには、時機(その時の自分)に相応しい智慧を働かせることが必要である。この講座では、私の生きる道を仏教に求めてみることにしよう。
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仏教入門講座
ー釈尊の覚りとその展開ー
仏教とは、釈尊が菩提樹下で「あらゆるものは縁起(因果関係)である」と気づいたことにはじまる。この気づきが釈尊の覚りである。その後、この「縁起」を展開させたキャッチコピーとして諸行無常や諸法無我などの法印が登場する。本講座では仏教思想の根幹ともいえるいくつかの仏教思想を五人の研究者により、わかりやすく解説する。
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仏教探求講座
奈良美術探求
日本仏教美術発祥の地、奈良。6世紀前半に仏教が伝来して間もなく、飛鳥古京に仏教文化が根付き、藤原京をへて平城京の時代に入るとわが国の上代美術は爛熟期を迎え、この地で大輪の花を咲かせました。奈良の地で開花したこうした上代美術のことを「奈良美術」と呼称します。本講座はこのような奈良美術の探求を主眼とするものです。新年度前期のこの講座では前年度に引き続き、白鳳伽藍として復興を遂げつつある薬師寺の美術に焦点を当てて多角的に考察する予定です。
受講生の声
- 薬師三尊像について詳しく知ることができ、大変面白かった。(70代・女性)
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法然上人講座
法然上人行状絵図を読む
『法然上人行状絵図』は、その巻数から『四十八巻伝』とも呼ばれ、数ある法然上人の伝記において最も中心的なものと位置づけられます。その内容は、単に上人の生涯をたどるということにとどまらず、上人の浄土の教え、そしてその教えを受けた人たちについても幅広く記されています。本講座では、この『法然上人行状絵図』を読み解くことにより、上人の時代背景や教えを受け止めた人々についても理解を深めていきたいと思います。
受講生の声
- 法然上人行状絵図の記述内容がよく理解できた。(70代・女性)
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仏の刻、仏の場(仏教美術)
時空を超えて出現する仏
私たちの身のまわりに存在する、多種多様な仏のイメージ。今から約2000年前に誕生し、時代や地域によって多様な変容をとげてきたそれらは、各々に固有の美と聖性、意味を内包しています。本講座では、これら多様な仏教美術を「刻」と「場」に注目して読み解いていきます。ここで申し上げる「刻」と「場」は、現実世界のそれとは限りません。宇宙のどこかやこの世界とは異なるパラレルワールド、あるいは遥か未来や過去の時空を舞台にした仏達の世界に眼をむけていきたいと思います。何故仏はイメージとして表されなければならなかったのか。人々にとって、仏とはどのような存在だったのか。そのような想いを共有しながら、仏教美術の魅力をみなさんと一緒にたのしんでいけたらと思っています。
受講生の声
- 体系立てた講義内容で、頭の中が整理できた。(60代・女性)
- 参考とする画像が、鮮明に映され非常に良かった。(60代・男性)
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廃仏毀釈とは何だったのか
明治維新の黒歴史を追って
興福寺阿修羅像、五重塔も消滅の危機にあった!文明開化の明治にも光と影がある。その影の部分を象徴するのが「廃仏毀釈」である。もともとは神仏習合状態にあった神社と寺院、神と仏を分離する政策だったのだが、寺院、仏像などの破壊から、暴動にエスカレート。完全に仏教を殲滅してしまった地域もあった。寺に保管されていた記録、史料などが焼かれたことで、その地域の「歴史」も消えてしまったケースすらある。日本史上でも例が少ない大規模な宗教への攻撃、文化財の破壊はなぜ行なわれたのか?僧侶である講師が京都、奈良、鹿児島、宮崎、長野、岐阜、伊勢、東京など日本各地に足を運び、廃仏毀釈の実態に迫った内容をふんだんの写真をもとに解き明かす。2022年度前期講座と同タイトルですが、最新の情報を取り入れ、内容の一部を再編しています。
受講生の声
- 毎回、興味ある知らない話が聞けて楽しい。(70代・女性)
- なんと言っても話の内容と展開が面白い。(70代・男性)
講座案内デジタルパンフレット
佛教大学オープンラーニングセンターが発行している講座案内冊子でも、受講方法・講座一覧・開講カレンダーをご覧いただけます。
また、無料で冊子の発送を承っております。ご希望の場合は資料請求よりお申し付けください。