開催⽇:2025年4月11日(金曜)
4月開講講座の一部ご紹介です。江戸時代の朝廷は、幕府の支配下にあって無力な存在だったとする見方が、長く通説的に信じられてきました。しかし近年の研究によれば、天皇と将軍は一体となって「公儀」を形成し、国家公権の頂点を担っていたとする考え方が有力です。本講座では、最新の研究を踏まえながら、朝廷内部の仕組みや武家との関わりについて考えます。
元和元年(1615)7月、「禁中並公家中諸法度」が制定されました。前将軍家康、現将軍秀忠、前関白二条昭実の3人が二条城で連署したことによります。天皇以下の行動を法度によって規制するという画期的な出来事でした。
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開催日時 | 2025年4月11日(金曜)13:00~14:15 |
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講座名 | 「禁中並公家中諸法度」の制定 |
講師 | 青山 忠正 先生(佛教大学 名誉教授) |
定員 | 対面 100名/オンライン 200名 ※事前申込制・先着順 |
会場 | 対面:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』(アクセス) オンライン:Zoomウェビナー |