開催⽇:2025年4月23日(水曜)
4月開講講座の一部ご紹介です。国家とはどのような存在なのでしょうか。私たちは現代の日本を通じて、国家の姿かたちや働きについて知っています。今期は地中海世界の覇権をかけた古代ギリシア・ローマ時代の戦争「ポエニ戦争」から始めます。ローマの歴史は戦争、征服の連続でした。そして、中世においても西洋世界は戦争の連続でした。この世界において貴族とは「戦う人」であり、神が命じる聖なる戦いとして十字軍が繰り返し行なわれました。戦争という視点から古代ギリシア・ローマの歴史を捉えなおし、また古代ローマ帝国の滅亡から近代ヨーロッパ世界の誕生まで、西洋中世の歴史を戦争を通じて見なおすことにします。
地中海世界の覇権をかけ、ローマとカルタゴが3度にわたって戦ったポエニ戦争、なかでも第2回のポエニ戦争は、カルタゴの将軍ハンニバルとローマの大スキピオ、それぞれの国を代表する名将の戦いとなりました。
※受講申込みの前に「会員登録」が必要です。
開催日時 | 2025年4月23日(水曜)13:00~14:15 |
---|---|
講座名 | ポエニ戦争 |
講師 | 井上 浩一 先生(大阪市立大学名誉教授、元佛教大学歴史学部教授) |
定員 | 対面 100名/オンライン 200名 ※事前申込制・先着順 |
会場 | 対面:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』(アクセス) オンライン:Zoomウェビナー |