ピックアップ

【4月ピックアップ講座】『平家物語』を読む ~厳嶋行幸の意味と高倉院の人物像~

開催⽇:2025年4月24日(木曜)

文学文学
対面
オンライン

【9月ピックアップ】『平家物語』仏教界_人物削除.jpg

4月開講講座の一部ご紹介です。本講座では毎回1章段をとりあげ、歴史的、宗教的な背景などを考えながら読み解いていきます。中世軍記文学の名作『平家物語』の名文を味わいながら、その豊饒な世界を楽しみましょう。

後白河院が幽閉され、高倉天皇は退位、安徳天皇が践祚しました。平家が栄花を極めるなか、平家に不満を抱く源頼政が、後白河院の子以仁王のもとを尋ね、挙兵を勧めます。頼政一党に助けられて兵を挙げた以仁王は、周辺の寺院勢力を頼ります。これまでくすぶっていた反平家の狼煙が、都から上がりました。「信連」や「競」などのいきいきとした武勲譚を含む巻第四前半の魅力を追求してみます。

治承四年(1180)3月、退位したばかりの高倉院は安芸国厳嶋へ行幸します。その途上、父後白河院が幽閉されている鳥羽殿へ立ち寄りますが、後白河院はその姿に先年亡くなった建春門院の姿を見て涙します。厳嶋行幸の意味と高倉院の人物像について考えてみます。

受講のお申込みはこちら

※受講申込みの前に「会員登録」が必要です。

開催日時

2025年4月24日(木曜)10:30~11:45

講座名 「厳嶋御幸」
講師 浜畑 圭吾 先生(佛教大学 文学部 准教授)
講師プロフィール
定員 対面 100名/オンライン 200名 ※事前申込制・先着順
会場 対面:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』(アクセス
オンライン:Zoomウェビナー

Loading...