開催⽇:2025年3月14日(金曜)
3月開講講座の一部ご紹介です。華やかな繁栄を誇った大唐帝国に、はるか日本列島を離れて訪れた遣唐使たちがいた。彼らは様々な思いを胸に船に乗り込み、そして異国の地に足を踏み入れた。都の長安に入ってのち、遣唐使たちは大帝国を治める皇帝を目の当たりにする。その目に映る皇帝はどのような人物であったのか。また皇帝と遣唐使は何を話し、どのような交流を行ったのか。本講座では、中国唐代における遣唐使の活動と、皇帝との交流の歴史の一端を紹介します。
実質上最後となった承和年度の遣唐使たち。文宗と面会した時、他国の参列者の少なさから、大唐帝国の陰りを感じました。また一行の一人であった円仁は、武宗の仏教弾圧に遭遇します。日に日に迫る弾圧に帰国を目指す円仁。文宗・武宗時代の交流などを扱います。
※受講には会員登録が必要です。
開催日時 |
2025年3月14日(金曜)16:00~17:15 |
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講座名 | 文宗・武宗と承和年度の遣唐使たち |
講師 | 山崎 覚士 先生(佛教大学 歴史学部 教授) (講師プロフィール) |
定員 | 対面 100名/オンライン 200名 ※事前申込制・先着順 |
会場 | 対面:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』(アクセス) オンライン:Zoomウェビナー |